学会発表
学会発表
| 年度 | 題目 | 研究者 | 発表先 | |
|---|---|---|---|---|
| 平成19年度 | 1 | 製塩環境中のステンレス鋼の孔食電位に対する塩化物イオン濃度、pHおよび液温の影響 | 中村 彰夫、 井上 博之* *:大阪府立大 |
日本海水学会第58年会 |
| 平成19年度 | 2 | 純水浸透に用いたステンレス鋼すきま腐食の抑制(第2報)−フランジを対象とした実用化に関する検討− | 中村 彰夫、 井上 博之* *:大阪府立大 |
日本海水学会第58年会 |
| 平成19年度 | 3 | 塩化ナトリウム結晶へ表面に付着した微量苦汁成分の固結現象への影響 | 鴨志田 智之、 長谷川 正巳 |
日本海水学会第58年会 |
| 平成19年度 | 4 | うどんの食感に及ぼす塩類の影響 | 眞壁 優美、 中山 由佳、 谷井 潤郎 |
日本海水学会第58年会 |
| 平成19年度 | 5 | ビタミンCの酸化挙動に及ぼす塩類の影響 | 中山 由佳、 谷井 潤郎 |
日本海水学会第58年会 |
| 平成19年度 | 6 | 道路用塩の品質規格に適用された水質汚濁防止法排水基準項目に関する分析法の検討 | 麻田 拓矢、 野田 寧、 福田 高士、 谷井 潤郎 |
日本海水学会第58年会 |
| 平成19年度 | 7 | 食品中の残留農薬に関するポジティブリスト制度への対応−塩および製塩資料を対象とした農薬分析法の検討− | 野田 寧、 麻田 拓矢、 福田 高士、 谷井 潤郎 |
日本海水学会第58年会 |
| 平成19年度 | 8 | 製塩技術の現状と将来 | 渕脇 哲司 | 日本海水学会若手会企画シンポジウム |
| 平成19年度 | 9 | わが国の海水資源利用の現状と将来 | 長谷川 正巳 | 日本海水学会若手会企画シンポジウム |
| 平成19年度 | 10 | わが国における塩づくりの歴史と海水総合研究所が果たしてきた役割 | 渕脇 哲司 | SALT&SEAWATER SCIENCE SEMINAR 2007 |
| 平成19年度 | 11 | わが国の塩づくりを支え、未来を築くために | 吉川 直人 | SALT&SEAWATER SCIENCE SEMINAR 2007 |
| 平成19年度 | 12 | 塩とともに豊かな食生活を育むために | 眞壁 優美 | SALT&SEAWATER SCIENCE SEMINAR 2007 |
| 平成19年度 | 13 | 安全・安心をより確かなものに | 野田 寧 | SALT&SEAWATER SCIENCE SEMINAR 2007 |
| 平成19年度 | 14 | 豊かな海を守り、恵みを得るために | 長谷川 正巳 | SALT&SEAWATER SCIENCE SEMINAR 2007 |
| 平成19年度 | 15 | 食品としての“塩”の作用と役割 | 長谷川 正巳、 谷井 潤郎、 眞壁 優美、 中山 由佳 |
ISS産業化学システムズ主催講演会 |
| 平成19年度 | 16 | 食塩品質制御と装置選定 | 長谷川 正巳 | 分離技術会 |
| 平成19年度 | 17 | 晶析装置における結晶懸濁密度および粒径分布のインライン測定 | 長谷川 正巳 | 第44回粉体技術専門講座:基礎から学ぶ「実用・晶析技術」−装置設計理論と演習、晶析装置内現象を考慮した設計指針−主催:(社)日本粉体工業技術協会 |
| 平成19年度 | 18 | かながわ食育サミット in 小田原 | 眞壁 優美、 中山 由佳、 谷井 潤郎、 鴨志田 智之 |
かながわ食育サミット in 小田原 |
| 平成19年度 | 19 | 塩の基礎知識と味噌における塩の役割 | 眞壁 優美 | 小田原食生活研究会 平成19年度第2回例会『「味噌づくり」と「お塩」のおはなし』 |
| 平成19年度 | 20 | 食の安全性確保−ポジティブリスト制度を中心に | 野田 寧 | 食と水の安全安心シンポジウム 日本海水学会環境・生態系・生物資源研究会 |
| 平成18年度 | 1 | 高速ろ過システムの開発(第1報)−製塩工程への適用によるろ過性能の検証− | 渕脇 哲司、 麻田 拓矢、 福田 高士、 吉川直人 |
日本海水学会第57年会 |
| 平成18年度 | 2 | 現行ろ過器の複層化による改善効果 | 麻田 拓矢、 渕脇 哲司、 吉川 直人 |
日本海水学会第57年会 |
| 平成18年度 | 3 | 微結晶の付着挙動を利用した塩化ナトリウム結晶の生産速度の向上(第1報)−冷却式流動層型晶析装置を用いた懸濁微結晶数と結晶成長速度の関係の検討− | 正岡 功士、 吉川 直人、 長谷川 正巳 |
日本海水学会第57年会 |
| 平成18年度 | 4 | 製塩環境における装置材料の局部腐食感受性評価(第2報)−電位ノイズ法による汎用ステンレス鋼の局部腐食感受性評価法の検討− | 中村 彰夫、 加留部 智彦、 吉川 直人、 井上 博之* *:大阪府大・工 |
日本海水学会第57年会 |
| 平成18年度 | 5 | 野菜の脱水・浸透挙動におけるNaClの作用 | 中山 由佳、 谷井 潤郎、 長谷川 正巳 |
日本海水学会第57年会 |
| 平成18年度 | 6 | 残留農薬のポジティブリスト制度に係る分析法の検討 | 野田 寧、 麻田 拓矢、 谷井 潤郎 |
日本海水学会第57年会 |
| 平成18年度 | 7 | ジルコニウム担持樹脂固相抽出法を用いた塩中のフッ化物イオンの分離分析 | 新野 靖、 芳賀 麻衣子 |
日本海水学会第57年会 |
| 平成18年度 | 8 | 晶析プロセスの分析・試験技術 | 長谷川 正巳 | 技術情報協会 |
| 平成18年度 | 9 | 母液組成による製品結晶品質への影響−微結晶の付着現象を利用した高結晶成長速度の実現と結晶品質への影響− | 長谷川 正巳、 正岡 功士 |
ソルトサイエンス研究財団平成17年度助成研究発表会 |
| 平成18年度 | 10 | 製塩環境下における局部腐食発生条件の環境マップ作成の試み | 中村 彰夫 | 第44回海水環境構造物腐食防食研究会 |
| 平成18年度 | 11 | 塩化ナトリウム結晶生産における結晶成長速度の向上と結晶品質への影響 | 正岡 功士、 長谷川 正巳 |
化学工学会徳島大会 |
| 平成18年度 | 12 | イオン交換膜製塩工場の海水ろ過および濃縮工程における課題 | 渕脇 哲司 | 第34回荷電膜コロキウム |
| 平成18年度 | 13 | 各種製塩プロセスのコスト比較とイオン交換膜製塩法におけるコスト低減に向けた課題 | 吉川 直人 | 第34回荷電膜コロキウム |
| 平成18年度 | 14 | 塩化ナトリウム結晶生産における結晶成長速度の向上と結晶品質への影響 | 正岡 功士、 長谷川 正巳 |
第2回国際粉体技術フォーラム |
| 平成18年度 | 15 | 食品の加工・調理を活かす「塩の知識」 | 阿部 智哉(業務部) | 財団法人塩事業センター公開講演会2006 |
| 平成18年度 | 16 | 食品の加工・調理を活かす「塩の作用」 | 眞壁 優美 | 財団法人塩事業センター公開講演会2006 |
| 平成18年度 | 17 | 食品に残留する農薬等のポジティブリスト制度について | 野田 寧 | 日本海水学会環境・生態系・生物資源研究会 |
| 平成18年度 | 18 | 母液組成による製品結晶品質への影響 | 長谷川 正巳、 正岡 功士 |
ソルト・サイエンス研究財団理工学プロジェクト総括討論会 |
| 平成17年度 | 1 | 製塩環境における装置材料の局部腐食に及ぼすpHの影響 | 中村 彰夫、 加留部 智彦 | 材料と環境2005 |
| 平成17年度 | 2 | 塩化ナトリウム結晶成長におけるカリウム、臭化物イオンの取り込み現象(第3報) −結晶品質に対する結晶成長速度の影響− | 正岡 功士、 長谷川 正巳 | 日本海水学会第56年会 |
| 平成17年度 | 3 | 製塩環境における装置材料の局部腐食感受性評価(第1報) −汎用ステンレス鋼の孔食感受性評価− | 中村 彰夫、 加留部 智彦、 井上 博之* *:大阪府大・工 | 日本海水学会第56年会 |
| 平成17年度 | 4 | 製塩試料における微生物検査方法の検討(第1報) −一般生菌検査方法の検討− | 中山 由佳、 新野 靖 | 日本海水学会第56年会 |
| 平成17年度 | 5 | 粒子間力のモデル化によるせんごう塩の流動性評価 | 鴨志田 智之、 篠原 富男 | 日本海水学会第56年会 |
| 平成17年度 | 6 | 塩の安全性評価技術の開発 −PCBの分析方法の検討− | 野田 寧、 新野 靖 | 日本海水学会第56年会 |
| 平成17年度 | 7 | ジルコニウム共沈/キレートディスク併用法による高塩分濃度溶液中微量金属の多元素同時濃縮法 −三価・六価のクロムの濃縮特性と分別定量− | 新野 靖 | 日本分析化学会54年会 |
| 平成17年度 | 8 | 塩組成の違いによる梅干しの脱水浸透作用への影響 | 中山 由佳、 党 弘之、 眞壁 優美、 吉田 誠*、 曽我 綾香*、 小清水 正美* *:農業総合研究所 | 日本食品科学工学会52年大会 |
| 平成17年度 | 9 | 母液組成による製品結晶品質への影響 −結晶成長速度と結晶品質の関係− | 長谷川 正巳、 正岡 功士 | ソルトサイエンス研究財団平成16年度助成研究発表会 |
| 平成17年度 | 10 | 濃厚塩化物水溶液における電位ノイズと孔食電位 | 中村 彰夫、 加留部 智彦、 井上 博之* *:大阪府大・工 | 腐食防食シンポジウム |
| 平成17年度 | 11 | 結晶懸濁密度と粒径分布の測定方法 | 長谷川 正巳 | 日本粉体工業技術協会 |
| 平成17年度 | 12 | 国内で売られている塩の種類と品質 | 新野 靖 | 財団法人塩事業センター公開講演会 |
| 平成17年度 | 13 | 日本人の自然観と食に対する嗜好 | 清水 徹 | 財団法人塩事業センター公開講演会 |
| 平成17年度 | 14 | 安心・安全、使いやすい塩をめざして | 長谷川 正巳 | 財団法人塩事業センター公開講演会 |
| 平成17年度 | 15 | 重量分析法の要点 | 古賀 明洋 | 第1回海塩試料の分析技術講習会 |
| 平成17年度 | 16 | 海水と塩の分析の実際と要点 | 新野 靖 | 第1回海塩試料の分析技術講習会 |
| 平成16年度 | 1 | 製塩工程晶析装置内の母液濃縮挙動の解析 | 正岡 功士、 加留部 智彦、 中村 彰夫、 篠原 富男 | 日本海水学会第55年会(発表 No.6、2004) |
| 平成16年度 | 2 | 塩化ナトリウム結晶成長におけるカリウム、臭化物イオンの取り込み現象(第2報) −母液組成と結晶内取り込み量との関係− | 正岡 功士、 長谷川 正巳 | 日本海水学会第55年会(発表No.10、2004) |
| 平成16年度 | 3 | 亜鉛イオンのイオン交換膜透過性の検討 | 永谷 剛、 吉川 直人 | 日本海水学会第55年会(発表No.16、2004) |
| 平成16年度 | 4 | イオン交換スペーサーの合成と利用 | 永谷 剛、 福田 高士、吉川 直人 | 日本海水学会第55年会(発表No.17、2004) |
| 平成16年度 | 5 | 高強度陰イオン交換膜の開発 | 福田 高士、 永谷 剛、 吉川 直人 | 日本海水学会第55年会(発表No.18、2004) |
| 平成16年度 | 6 | 各種製塩プロセスのコスト比較 | 吉川 直人 | 日本海水学会第55年会(発表No.25、2004) |
| 平成16年度 | 7 | イオン交換膜電気透析槽の流路閉塞に関わる要因の検討 | 麻田 拓矢、 渕脇 哲司 | 日本海水学会第55年会(発表No.29、2004) |
| 平成16年度 | 8 | 高速ろ過システムにおける装置設計緒元の検討 | 渕脇 哲司、 麻田 拓矢 | 日本海水学会第55年会(発表No.30、2004) |
| 平成16年度 | 9 | シンポジウム「海洋を科学する−海を活かす−」PartV 製塩工程における問題点−海水ろ過および濃縮工程の問題点− | 渕脇 哲司 | 日本海水学会第55年会(シンポ講演1、2004) |
| 平成16年度 | 10 | 陰イオン交換膜の高強度化に関する検討 | 福田 高士、 永谷 剛、 吉川 直人 | 第30回記念「荷電膜コロキウム」(講演No.2) |
| 平成16年度 | 11 | イオン交換スペーサーの合成とその応用 | 永谷 剛、 福田 高士、 吉川 直人 | 第10回EDIワークショップ(第31回荷電膜コロキウム、講演No.1) |
| 平成16年度 | 12 | 市販にがりの品質調査 | 芳賀 麻衣子、 西村 ひとみ、 関 洋子、 新野 靖 | 日本調理科学会平成16年度大会 |
| 平成16年度 | 13 | Synthesis of High-strength Anion-exchange Membrane | 吉川 直人、 福田 高士、 永谷 剛 | 2004年電気化学日米合同大会 |
| 平成16年度 | 14 | Synthesis of Ion-exchange Spacer for Electrodialyzer | 永谷 剛、 吉川 直人 | 2004年電気化学日米合同大会 |
| 平成16年度 | 15 | どのような品質の塩が売られているか? | 新野 靖 | ソルト・サイエンス研究財団シンポジウム2004 |
| 平成16年度 | 16 | 母液組成による製品結晶品質への影響 −母液組成とカリウムおよび臭化物イオン取り込み量との関係− | 長谷川 正巳、 正岡 功士 | ソルト・サイエンス研究財団平成15年度助成研究会発表会 |
| 平成16年度 | 17 | 製塩技術開発の現状と将来 | 吉川 直人 | 財団法人塩事業センター公開講演会(講演No.1) |
| 平成16年度 | 18 | 塩の商品化技術開発の現状と将来 | 党 弘之 | 財団法人塩事業センター公開講演会(講演No.2) |
| 平成16年度 | 19 | 塩の品質検査技術の現状と将来 | 新野 靖 | 財団法人塩事業センター公開講演会(講演No.3) |
| 平成16年度 | 20 | 塩の安全性と海水環境技術への展開 | 野田 寧 | 財団法人塩事業センター公開講演会(講演No.4) |
| 平成15年度 | 1 | スチレン−ジビニルベンゼン−PVC系イオン交換膜の成膜過程における相分離構造形成機構 | 内野雄 二郎*、 久保山 敬一*、 扇沢 敏明*、 永谷 剛、 吉川 直人 *:東京工業大学 | 平成15年度繊維学会年次大会(発表No.3E02、2003) |
| 平成15年度 | 2 | 陰イオン交換膜における重金属の吸着現象 | 永谷 剛、 吉川 直人 | 日本海水学会第54年会(発表No.5、2003) |
| 平成15年度 | 3 | 光学式変位計を用いる粉粒体粒径の簡易測定 | 吉川 直人、 眞壁 優美 | 日本海水学会第54年会(発表No.17、2003) |
| 平成15年度 | 4 | 蛍光X線分析装置を用いる塩製品中の主要微量成分定量の可能性 | 眞壁 優美、 吉川 直人 | 日本海水学会第54年会(発表No.13、2003) |
| 平成15年度 | 5 | せんごう塩の流動性におけるモデル化の検討 | 鴨志田 智之、 篠原 富男、 党 弘之 | 日本海水学会第54年会(発表No15、2003) |
| 平成15年度 | 6 | X線回折分析による石膏水和物混合試料の定量法 | 中村 彰夫、 長谷川 正巳 | 日本海水学会第54年会(発表No.12、2003) |
| 7 | オンライン粒径計測技術 | 吉川 直人 | 第32回粉体技術専門講座((社)日本粉体工業技術協会主催、2003) | |
| 平成14年度 | 1 | 光学式変位計と赤外線水分計を用いる粉粒体粒径および水分インライン測定法 | 吉川 直人、 眞壁 優美 | 粉体工学会2002年度春期研究発表会(発表No.A-3、2002) |
| 平成14年度 | 2 | 海水前処理技術の開発 | 渕脇 哲司、 麻田 拓矢 | 日本海水学会第53年会(発表No.1、2002) |
| 平成14年度 | 3 | 数値計算によるイオンかん水濃縮特性値の算出 | 長谷川 正巳、 正岡 功士、 加留部 智彦 | 日本海水学会第53年会(発表No.16、2002) |
| 平成14年度 | 4 | イオンかん水濃縮過程における溶解平衡と液物性 | 加留部 智彦、 長谷川 正巳、 正岡 功士 | 日本海水学会第53年会(発表No.17、2002) |
| 平成14年度 | 5 | 塩化ナトリウム結晶成長におけるカリウム、臭化物イオンの取り込み現象(第1報)-結晶内への析出形態と取り込み機構に関する基礎的検討- | 正岡 功士、 長谷川 正巳、 加留部 智彦 | 日本海水学会第53年会(発表No26、2002) |
| 平成14年度 | 6 | 塩の溶解速度測定法 | 鴨志田 智之、 篠原 富男、 党 弘之 | 日本海水学会第53年会(発表No.30、2002) |
| 平成14年度 | 7 | 赤外多波長成分計による製塩工程試料の平均粒径、水分およびMg濃度の同時測定 | 正岡 功士、 長谷川 正巳、 加留部 智彦 | 日本海水学会第53年会(発表No.31、2002) |
| 平成14年度 | 8 | 光学式変位計と赤外線水分計を用いる塩製品粒径および水分インライン測定システムの開発 | 吉川 直人 | 日本海水学会第53年会(発表No.32、2002) |
| 平成14年度 | 9 | 市販食用塩の品質調査 | 西村 ひとみ、 中山 由佳、 芳賀 麻衣子、 古賀 明洋、 新野 靖 | 日本調理科学会平成14年度大会(発表No.2E-a1、2002) |
| 平成14年度 | 10 | 塩中のヘキサシアノ鉄(U)酸塩の分析 | 古賀 明洋、 新野 靖 | 日本分析化学会第51年会ポスター発表(発表No.3p87、2002) |
| 平成14年度 | 11 | 外国産食用塩の品質特性と注意すべき含有物質を分析する | 新野 靖 | 日本食糧新聞社セミナー「食用塩の品質特性と安全性の分析」(講演No.2、2002) |
| 平成14年度 | 12 | Crystal growth of sodium chloride in a supersaturated solution including bromide or potassium ions | 正岡 功士、 長谷川 正巳 | 2002粉体技術における工業晶析国際シンポジウムポスター発表(発表No.p-13、2002) |
| 平成14年度 | 13 | 海水利用ハンドブックの改訂 −主な変更点と利用法の紹介− | 長谷川 正巳 | 第44回日本海水学会海水技術研修会(講演No.4、2003) |
| 平成13年度 | 1 | 塩化物イオン錯体を形成する金属イオンのイオン交換膜透過挙動 | 永谷 剛、 吉川 直人 | 日本海水学会第52年会 (発表No.08、2001) |
| 平成13年度 | 2 | 沈降方式によるインライン粒径分布測定装置の開発(第3報)―製塩工程への導入と活用法の検討― | 長谷川 正巳、 正岡 功士、 加留部 智彦 | 日本海水学会第52年会 (発表No.13、2001年) |
| 平成13年度 | 3 | 赤外吸収を利用した塩類溶液組成の測定(第3報)自動測定システムによる工程試験 | 吉川 直人、 上田 優美、 永谷 剛、 久田 知之*、 石橋 照也* *:赤穂海水(株) | 日本海水学会第52年 (発表No.14、2001) |
| 平成13年度 | 4 | 赤外線吸光スペクトル解析による製塩工程試料の平均粒径、水分およびMg濃度の同時測定法 | 正岡 功士、 長谷川 正巳、 加留部 智彦 | 技術情報協会(7/23)、 13-308(2001.7.16) |
| 平成13年度 | 5 | 光学式変位計を用いる塩製品粒径のインライン測定および赤外反射式水分計の補正 | 吉川 直人、 上田 優美、 山田 文彦*、 小川 襲* *:ダイヤソルト(株) | 日本海水学会第52年会 (発表No.17、2001) |
| 平成13年度 | 6 | 塩中のヘキサシアノ鉄(II)酸塩の分析 | 古賀 明洋、 新野 靖 | 日本海水学会第52年会 (発表No.18、2001) |
| 平成13年度 | 7 | 包装袋フィルム透湿度と塩の吸湿量 | 党 弘之、 鴨志田 智之 | 日本海水学会第52年会 (発表No.28、2001) |
| 平成13年度 | 8 | 包装袋フィルム透湿度と塩の吸湿量(ポスター発表) | 党 弘之、 鴨志田 智之 | 日本海水学会第52年会 (発表No.P06、2001) |
| 平成13年度 | 9 | 塩化物イオン錯体を形成する金属イオンのイオン交換膜透過挙動(ポスター発表) | 永谷 剛、 吉川 直人 | 日本海水学会第52年会 (発表No.P07、2001) |
| 平成13年度 | 10 | 塩中のヘキサシアノヘキサシアノ鉄(II)酸塩の分析(ポスター発表) | 古賀 明洋、 新野 靖 | 日本海水学会第52年会 (発表No.P08、2001) |
| 平成13年度 | 11 | 赤外線吸収スペクトル解析による製塩工程試料の平均粒径、水分およびMg濃度の同時測定法(ポスター発表) | 正岡 功士、 長谷川 正巳、 加留部 智彦 | 日本海水学会第52年会 (発表No.P15、2001) |
| 平成13年度 | 12 | 沈降方式によるインライン粒径分布測定装置の開発(第3報)―製塩工程への導入と活用法の検討―(ポスター発表) | 長谷川 正巳、 正岡 功士、 加留部 智彦 | 日本海水学会第52年会 (発表No.P16、2001) |
| 平成13年度 | 13 | 光学式変位計を用いる塩製品粒径のインライン測定および赤外反射式水分計の補正(ポスター発表) | 吉川 直人、 上田 優美、 山田 文彦*、 小川 襲* *:ダイヤソルト(株) | 日本海水学会第52年会 (発表No.P18、2001) |
| 平成13年度 | 14 | 赤外吸収を利用した塩類溶液組成の測定(第3報)自動測定システムによる工程試験(ポスター発表) | 吉川 直人、 上田 優美、 永谷 剛、 久田 知之*、 石橋 照也* *:赤穂海水(株) | 日本海水学会第52年 (発表No.P19、2001) |
| 平成13年度 | 15 | 晶析プラントの実際と製品結晶粒径制御のための操作法 | 長谷川 正巳 | 技術情報協会 |
| 平成13年度 | 16 | 製塩工業晶析装置における計測・制御 | 長谷川 正巳、 吉川 直人 | 日本粉体工業協会平成13年度第2回晶析分科会 |
| 平成12年度 | 1 | Design Method for Reasonable Operation of Industrial Crystallizer usingNeural Network Model | Masami Hasegawa, Hiroshi Ito, Kazuya Okubo | 8th World Salt Symposium2000、 p433(2000) |
| 平成12年度 | 2 | Studies of analysis Method by HPLC for the Salt Additive | Akihiro Koga, Yasushi Niino, Yutaka Yoshifuji | 8th World Salt Symposium2000 、p695(2000) |
| 平成12年度 | 3 | Development of Preventive Method for Caking at Freezing temperatures of Road Salt | Hiroyuki To, Kenichi Kagiwada | 8th World Salt Symposium2000 、p727(2000) |
| 平成12年度 | 4 | Method for Determining the Composition of aqueous highly Concentrated Salt Mixture Solutions by Attenuated Total Reflectance-IR Spectrometory | Naohito Yoshikawa, Yumi Ueda | 8th World Salt Symposium2000 、p745(2000) |
| 平成12年度 | 5 | Effect on Sodium Chloride Crystal Growth of Impurities in a ConcentratedBrine(poster presentation) | Hiroshi Ito, Masami Hasegawa | 8th World Salt Symposium2000 、p1189(2000) |
| 平成12年度 | 6 | 沈降方式によるインライン粒径分布測定装置の開発(第2報)製塩工業晶析装置におけるインライン測定への適用 | 清水 泰、 長谷川 正巳、 正岡 功士 | 日本海水学会第51年会(発表No.7、2000) |
| 平成12年度 | 7 | せんごう塩の粉粒体物性 | 篠原 富男、 伊藤 浩士 | 日本海水学会第51年会(発表No.8、2000) |
| 平成12年度 | 8 | 赤外吸収を利用した塩類溶液組成の測定(第3報)自動測定システムの基礎的検討 | 上田 優美、 吉川 直人 | 日本海水学会第51年会(発表No.27、2000) |
| 平成12年度 | 9 | 赤外吸収を利用した塩類溶液組成の測定(第4報)自動測定システムの構築 | 上田 優美、 吉川 直人 | 日本海水学会第51年会(発表No.28、2000) |
| 平成12年度 | 10 | 沈降方式によるインライン粒径分布測定装置の開発(第2報)製塩工業晶析におけるインライン測定への適用(ポスター発表) | 清水 泰、 長谷川 正巳、 正岡 功士 | 日本海水学会第51年会(発表No.P12、2000) |
| 平成12年度 | 11 | せんごう塩の粉粒体物性(ポスター発表) | 篠原 富男、 伊藤 浩士 | 日本海水学会第51年会(発表No.P13、2000年) |
| 平成12年度 | 12 | 赤外ATR法による塩類溶液組成自動測定システム(ポスター発表) | 上田 優美、 吉川 直人 | 日本海水学会第51年会(2000年)発表No.P20 |
| 平成12年度 | 13 | 道路用塩の低温固結防止法の開発 | 党 弘之、 鍵和田 賢一 | 第16回寒地技術シンポジウム、発表CTC00-I-058(2000) |
| 平成12年度 | 14 | 粉体技術工業協会晶析分科会ワーキンググループ発足趣旨説明およびニューラルネットワークを用いた晶析装置における操作設計法に関する講演 | 長谷川 正巳 | 粉体工業技術協会平成12年度第1回晶析分科会 |
| 平成11年度 | 1 | 市販塩の品質動向について | 新野 靖 | 日本海水学会西日本支部「講演と見学の集い」 |
| 平成11年度 | 2 | 製塩環境における溶存酸素測定方法について | 大久保 和也 | 日本海水学会材料構造物研究会(第10回製塩装置材料ワークショップ) |
| 平成11年度 | 3 | 高濃度塩類溶液における溶存酸素濃度の測定 | 大久保 和也、 川崎 春夫 | 日本海水学会第50年会(発表No.1、1999) |
| 平成11年度 | 4 | 赤外線拡散反射法による塩のマグネシウムイオン含有量の簡易測定法 | 上田 優美、 吉川 直人 | 日本海水学会第50年会(発表No.2、1999) |
| 平成11年度 | 5 | 塩の付着力測定方法の検討 | 伊藤 浩士、 篠原 富男 | 日本海水学会第50年会(発表No.22、1999) |
| 平成11年度 | 6 | 融雪塩用防食剤の開発 | 党 弘之、 鍵和田 賢一 | 日本海水学会第50年会(発表No.23、1999) |
| 平成11年度 | 7 | 沈降方式によるインライン粒径分布測定装置の開発(第1報)粒径分布測定データの特性と解析方法 | 清水 泰、 長谷川 正巳、 正岡 功士 | 日本海水学会第50年会(発表No.27、1999) |
| 平成11年度 | 8 | 製塩工業における晶析技術 | 長谷川 正巳 | (社)日本粉体技術協会平成11年度第1回 晶析分科会 |
| 平成11年度 | 9 | 融雪塩用防食剤の開発 | 党 弘之、 鍵和田 賢一 | 第15回寒地技術シンポジウム、発表ctc99-I-075(1999) |
| 平成10年度 | 1 | 食塩中のグルタミン酸ナトリウムの分析 | 古賀 明洋、 新野 靖、 吉藤 豊 | 日本海水学会第49年会(発表No.17、1998年) |
| 平成10年度 | 2 | 高純度塩の固結機構の解析 | 党 弘之、 鍵和田 賢一 | 日本海水学会第49年会(発表No.18、1998年) |
| 平成10年度 | 3 | 包装袋による高純度塩固結防止法の開発(その2)-防湿包材と包装袋の低水分下による検討- | 篠原 富男、 鍵和田 賢一 | 日本海水学会第49年会(発表No.19、1998年) |
| 平成10年度 | 4 | 食塩晶析における不純物の影響 | 伊藤 浩士、 長谷川 正巳、 村田 章 | 日本海水学会第49年会(発表No.20、1998年) |
| 平成10年度 | 5 | 市販塩の製品調査 | 新野 靖 | 日本海水学会第40回海水技術研修会(テキストp34、1999年) |
| 平成9年度 | 1 | 晶析装置自動化技術の開発 | 長谷川 正巳、 大久保 和也、 伊藤 浩士、 村田 章、 二宮 直義 | 日本海水学会第48年会(発表No.5、1997年) |
| 平成9年度 | 2 | 包装袋による高純度塩固結防止法の開発 | 篠原 富男、 鍵和田 賢一 | 日本海水学会第48年会(発表No.6、1997年) |
| 平成9年度 | 3 | 電子線三次元粗さ解析装置による食塩結晶表面の測定-環境条件と結晶表面変化- | 党 弘之、 鍵和田 賢一 | 日本海水学会第48年会(発表No.23、1997年) |
| 平成9年度 | 4 | 赤外線拡散反射法による硫酸イオン含有量の簡易分析 | 吉川 直人、 村田 章 | 日本海水学会第48年会(発表No.24、1997年) |
| 平成9年度 | 5 | 塩の加熱減量の測定-塩化マグネシウム含量と補正係数の検討- | 新野 靖、 吉藤 豊 | 日本海水学会第48年会(発表No.26、1997年) |
| 平成8年度 | 1 | Crystal growth of NaCl in supersaturated solution with imaginary nuclei | 長谷川 正巳、 豊倉 賢* *:早稲田大学 | 日韓合同膜分離技術シンポジウム |
| 平成8年度 | 2 | 溶液測定システムの開発(測定原理と製塩工程への適用) | 吉川 直人 | 日本海水学会第38回海水技術研修会(発表No.6、1997) |
平成19年度
発表先 日本海水学会第58年会
要旨 ステンレス316鋼の孔食発生に対する製塩環境模擬溶液の腐食因子の影響を孔食電位の測定より検討した。塩化物イオン濃度、液温およびpHにより孔食電位が影響を受けることが明らかとなった。pHについては中性域では孔食電位は濃度、液温によらずpHに対してほぼ一定の傾きを示し、さらにpHが上昇することにより、孔食電位が急激に貴化した。塩化物イオン濃度および液温については溶液のpHが調整されていない場合、孔食電位は塩化物イオン濃度の対数、液温の逆数に相関があることが確認された。孔食電位が急速に貴化する高pH域を除いた条件において、塩化物イオン濃度の対数、液温の逆数およびpHによる実験式の作成を行い、良好な相関が見られた。
発表先 日本海水学会第58年会
要旨 ステンレス製フランジ接合部におけるすきま腐食を抑制することを目的に、実装置を想定した純水浸透機構を適用し、濃厚塩化物溶液中での抑制効果を検討した。14日間の連続操作後の抑制効果を観察すると、純水浸透をしなかったフランジにおいてはすきま腐食の発生を確認したが、純水浸透を行ったフランジはすきま腐食が観察されなかった。したがって、純水浸透によりフランジ接合部におけるすきま腐食を抑制できることが示唆された。
発表先 日本海水学会第58年会
要旨 微量の苦汁成分が結晶表面に存在した場合のNaClの吸湿固結現象を検討した。この結果、吸湿環境下ではCaCl2とMgCl2が6水塩となるまで水分が上昇し、その過程においてNaCl微結晶が析出することが明らかとなった。また、製造直後のH2O/(CaCl2+MgCl2)が小さいほどNaCl微結晶の析出量が多く、固結強度が増大することが示唆された。しかし、吸湿環境下においてNaCl微結晶が析出する機構については、未だ明らかではなく、今後、機構面での検討を進めていく予定である。
発表先 日本海水学会第58年会
要旨 生うどんにおいては、塩類間、塩種間で物性の違いが見られたが、ゆでうどんにおいては物性および官能評価での違いはほとんどなく、市販塩程度の苦汁量ではうどんの食味への影響は小さいと考えられた。
発表先 日本海水学会第58年会
要旨 市販食用塩の品質の違いによるAsAの酸化挙動を検討し、pHの高い2種では酸化が生じ易いことが明らかとなった。そこで、pHの影響について検討した結果、pHが中性領域より酸性側で、NaClの存在によって酸化が抑制されることがわかった。また、塩類の違いについて検討した結果、塩化物では酸化抑制効果が高く、硫酸塩ではむしろ酸化を促進することが明らかとなった。
発表先 日本海水学会第58年会
要旨 道路用塩の品質規格には、水質汚濁防止法の排水基準が適用されており、無機成分および有機成分を合わせて合計16項目が定められている。当研究所では、塩におけるこのような分析ニーズにも応えるため、水質汚濁防止法の排水基準項目について分析法の整備を進めており、これまで無機成分10項目を整備した。残りの有機成分6項目についても公定法を適用したが、塩からの目的成分の抽出効率が悪くなり、適切な検出が困難となる場合が見られた。そこで、本研究では、水質汚濁防止法の排水基準項目のうち、有機成分6項目について公定法を基に塩における分析法を検討した結果、水質汚濁防止法の排水基準項目の有機成分6項目について、公定法に準拠した塩固有の分析法を構築し、道路用塩の品質規格に対する判定を可能とした。
発表先 日本海水学会第58年会
要旨 一斉分析法と本報告による個別分析法により、食品の残留農薬等に関するポジティブリスト制度に対応するために選定した全農薬116項目についての分析法を開発した。これらの分析法は塩の安全性を検証する上で有用であると考える。
発表先 日本海水学会若手会企画シンポジウム
要旨 わが国の製塩は、海水を一旦濃縮して濃厚な塩水(かん水)をつくり、さらにかん水を晶析して塩を生産する方法が、古来より続けられてきた。現在では、塩田法に代わりイオン交換膜法が導入され、その生産性は飛躍的に向上した。
イオン交換膜法製塩における必要条件は、清澄な海水を効率的に得ること、電気抵抗が低く濃縮度が高いイオン交換膜電気透析装置(以下、透析槽)を開発すること、かん水から塩を効率的に晶析すること、高温、高塩分濃度環境下での材料選定法、腐食診断法の構築などが挙げられる。そこで、当研究所では、製塩技術研究における4つの柱として、海水前処理技術、イオン交換膜濃縮技術、晶析技術および腐食・防食技術に関する研究テーマに携わり、種々の成果を得てきた。本講演では、まず、イオン交換膜法製塩の概要を述べるとともに、これら研究テーマの成果の概略および将来展望を述べる 。
発表先 日本海水学会若手会企画シンポジウム
要旨 シンポジウムの基調講演として、わが国の資源利用に関する現状と将来について、海水学会に期待するものを主体に述べた。
発表先 SALT&SEAWATER SCIENCE SEMINAR 2007
要旨 塩資源が乏しく、高湿多雨なため海水を天日で蒸発させて塩をつくることができないわが国では、先人たちがさまざまな工夫と技術革新を積み重ね、今日の塩づくりを築き上げた。本講演では、先人たちのたゆみない努力により築いてきた日本の塩づくりの歴史を、世界の塩づくりとも比較しながら紹介するとともに、その中で海水総合研究所が担ってきた役割について紹介する。
発表先 SALT&SEAWATER SCIENCE SEMINAR 2007
要旨 当研究所は、「安全・安心で、低廉な用途に応じた使いやすい塩」を効率的に生産することを目指して、これまで所望品質、生産量に応じて製塩プロセスを最適に制御するとともに、生産計画の策定を効率的に行う統合生産システムの構築に向け取り組んできた。また、構築過程において製塩プラントを適切に操作するための計測技術や制御技術などを開発し、実用に供した。一方、近年、石炭、石油などのエネルギー、製塩プラントに用いられる金属材料の価格は高騰しているが、塩もこうした影響を受けており、わが国の塩づくりの基盤を強化するためには、一層効率的な生産技術の構築が求められている。そこで、現在、当研究所では、高効率な製塩技術の構築を目的として、高性能ろ過装置、次世代イオン交換膜および電気透析装置、高効率晶析装置、腐食防食技術の開発に取り組んでいる。本講演では、イオン交換膜製塩法の概要、当研究所における製塩技術研究への取り組みの概要とともに、今後の研究の方向性についても紹介する。
発表先 SALT&SEAWATER SCIENCE SEMINAR 2007
要旨 「塩を選ぶ場合や使う場合のコツ」とはどのようなものなのか?当研究所では、この「塩を選ぶ場合や使う場合のコツ」とは、食材、調理や食品加工に適した物性や組成の塩を選び、それを上手に使うことだと考えて研究を進めている。すなわち、塩の性質をサラサラ性(流動性)、溶けやすさ(溶解性)などの物性面から解析することにより、さまざまな性質を持つ塩を自由に設計することや、塩の商品性を損なう固まりやすさ(固結性)を制御すること(商品設計技術)、また、調理や食品加工における塩の作用を解析することにより、塩の作用を良好に引き出すためにはどのような塩が適しているのかを明らかにすること(加工適性技術)に取り組んでいる。本講演では、これまでに取り組んできた研究の一端を紹介する。
発表先 SALT&SEAWATER SCIENCE SEMINAR 2007
要旨 近年、農薬が残留した野菜の輸入を始め、賞味期限表示に関する偽装事件など、食品の安全性に関わる事件や問題が次々と明らかとなり、毎日のように新聞やテレビを賑わせている。こうしたことから、消費者の食品の安全性に対する関心は高まり、食品製造者は、これまで以上に安全性への取り組みを厳密に行わなくてはならないようになった。ちなみに、日本人が一日に摂る塩の平均値は10.7g程度(2004年:厚生労働省調査)である。この数値だけを見ると、塩の摂取量は少ないように感じるかもしれないが、当センターでは、塩は生命維持に不可欠で代替性のない食品であり、量は少なくとも毎日食べるからこそ、安全であることが必須だと考えている。本講演では、当センターにおける安全性への取り組みに関する考え方を述べ、この考え方を基に、これまでに実施してきた研究所の取り組みを紹介する。
発表先 SALT&SEAWATER SCIENCE SEMINAR 2007
要旨 食のグローバル化がいわれる現在、さまざまな国の商社が自国の食料を確保するため世界中を奔走している。また、石油や石炭などのエネルギー資源の高騰は、少なからず私たちの生活を圧迫している。こうした状況は今後も続くことが容易に予測でき、わが国における資源の確保はますます困難になるだろうと思われる。資源が乏しく、食料やエネルギーなどを海外からの輸入に頼らざるを得ないわが国にとって、資源の確保は本気で取り組まなくてはならない重要な課題である。最近、こんなことを考えながら、大学、企業の研究者の方々と議論を深め、海水を資源としたときの可能性を模索してきた。本講演では、まず「自給率」をキーワードに我が国における海水資源利用技術の現状を述べ、その上で、さまざまな分野の研究者とともに、これから取り組もうとしている研究の方向性について紹介する。
発表先 ISS産業化学システムズ主催講演会
要旨 日本では、素材を中心に色あい、形、季節感を巧みに表現することで、おいしさや見た目の美しさを引き出す日本料理が受け継がれてきました。こうした料理の決め手は「塩梅」であり、素材の風味を上手に引き出すためには、塩の選び方や使い方が大事だといわれています。その一方、私たちの周りでは、さまざまな塩が販売されており、これらの品質も粒径、形状、にがり成分や水分の量が異なるなど多種多様です。それでは、「塩を選ぶ場合や使う場合のコツ」とはどのようなものなのでしょうか? それを明らかにするためには、塩の性質や作用を基に、調理や食品加工における塩の役割について、科学的な検証が必要だと考えています。一方、最近の減塩ブームにより、日本人の塩の摂取量は年毎に減少しています、適切な摂取量とはどの程度なのでしょうか。また、私たちの生命活動を維持するために必要なカルシウムやマグネシウムなどのミネラルを塩から摂取することは可能なのでしょうか。こうした皆様の塩に対する素朴な疑問にお答えするべく、今回、「食品としての“塩”の作用と役割」と題して、当研究所の研究者が解説します。
発表先 分離技術会
要旨 製塩における品質制御に対する考え方を紹介し、それに基づいた制御技術と装置選定を解説し。
発表先 第44回粉体技術専門講座:基礎から学ぶ「実用・晶析技術」−装置設計理論と演習、晶析装置内現象を考慮した設計指針−主催:(社)日本粉体工業技術協会
要旨 晶析装置を適切に操作し、製品の品質を制御する上で、重要な操作因子である結晶懸濁密度、また製品品質の中でも最もニーズが多い粒径分布のインライン測定技術について解説した。
発表先 かながわ食育サミット in 小田原
要旨 塩事業センターのご紹介、塩って大切!!、塩の不溶解分、塩の結晶、塩の種類とサラサラ性、塩事業センター刊行物のご紹介
発表先 小田原食生活研究会 平成19年度第2回例会『「味噌づくり」と「お塩」のお話』
要旨 塩の基礎知識(塩の種類、塩の品質など)、味噌における塩の役割
発表先 食と水の安全安心シンポジウム 日本海水学会環境・生態系・生物資源研究会
要旨 当センターにおける安全性への取り組みに関する考え方を述べ、この考え方を基に、これまでに実施してきた研究所の取り組みを紹介する。また、安全性に関する研究の中で培った分析技術を利用した海水環境への研究計画についても述べる
要旨 ステンレス316鋼の孔食発生に対する製塩環境模擬溶液の腐食因子の影響を孔食電位の測定より検討した。塩化物イオン濃度、液温およびpHにより孔食電位が影響を受けることが明らかとなった。pHについては中性域では孔食電位は濃度、液温によらずpHに対してほぼ一定の傾きを示し、さらにpHが上昇することにより、孔食電位が急激に貴化した。塩化物イオン濃度および液温については溶液のpHが調整されていない場合、孔食電位は塩化物イオン濃度の対数、液温の逆数に相関があることが確認された。孔食電位が急速に貴化する高pH域を除いた条件において、塩化物イオン濃度の対数、液温の逆数およびpHによる実験式の作成を行い、良好な相関が見られた。
発表先 日本海水学会第58年会
要旨 ステンレス製フランジ接合部におけるすきま腐食を抑制することを目的に、実装置を想定した純水浸透機構を適用し、濃厚塩化物溶液中での抑制効果を検討した。14日間の連続操作後の抑制効果を観察すると、純水浸透をしなかったフランジにおいてはすきま腐食の発生を確認したが、純水浸透を行ったフランジはすきま腐食が観察されなかった。したがって、純水浸透によりフランジ接合部におけるすきま腐食を抑制できることが示唆された。
発表先 日本海水学会第58年会
要旨 微量の苦汁成分が結晶表面に存在した場合のNaClの吸湿固結現象を検討した。この結果、吸湿環境下ではCaCl2とMgCl2が6水塩となるまで水分が上昇し、その過程においてNaCl微結晶が析出することが明らかとなった。また、製造直後のH2O/(CaCl2+MgCl2)が小さいほどNaCl微結晶の析出量が多く、固結強度が増大することが示唆された。しかし、吸湿環境下においてNaCl微結晶が析出する機構については、未だ明らかではなく、今後、機構面での検討を進めていく予定である。
発表先 日本海水学会第58年会
要旨 生うどんにおいては、塩類間、塩種間で物性の違いが見られたが、ゆでうどんにおいては物性および官能評価での違いはほとんどなく、市販塩程度の苦汁量ではうどんの食味への影響は小さいと考えられた。
発表先 日本海水学会第58年会
要旨 市販食用塩の品質の違いによるAsAの酸化挙動を検討し、pHの高い2種では酸化が生じ易いことが明らかとなった。そこで、pHの影響について検討した結果、pHが中性領域より酸性側で、NaClの存在によって酸化が抑制されることがわかった。また、塩類の違いについて検討した結果、塩化物では酸化抑制効果が高く、硫酸塩ではむしろ酸化を促進することが明らかとなった。
発表先 日本海水学会第58年会
要旨 道路用塩の品質規格には、水質汚濁防止法の排水基準が適用されており、無機成分および有機成分を合わせて合計16項目が定められている。当研究所では、塩におけるこのような分析ニーズにも応えるため、水質汚濁防止法の排水基準項目について分析法の整備を進めており、これまで無機成分10項目を整備した。残りの有機成分6項目についても公定法を適用したが、塩からの目的成分の抽出効率が悪くなり、適切な検出が困難となる場合が見られた。そこで、本研究では、水質汚濁防止法の排水基準項目のうち、有機成分6項目について公定法を基に塩における分析法を検討した結果、水質汚濁防止法の排水基準項目の有機成分6項目について、公定法に準拠した塩固有の分析法を構築し、道路用塩の品質規格に対する判定を可能とした。
発表先 日本海水学会第58年会
要旨 一斉分析法と本報告による個別分析法により、食品の残留農薬等に関するポジティブリスト制度に対応するために選定した全農薬116項目についての分析法を開発した。これらの分析法は塩の安全性を検証する上で有用であると考える。
発表先 日本海水学会若手会企画シンポジウム
要旨 わが国の製塩は、海水を一旦濃縮して濃厚な塩水(かん水)をつくり、さらにかん水を晶析して塩を生産する方法が、古来より続けられてきた。現在では、塩田法に代わりイオン交換膜法が導入され、その生産性は飛躍的に向上した。
イオン交換膜法製塩における必要条件は、清澄な海水を効率的に得ること、電気抵抗が低く濃縮度が高いイオン交換膜電気透析装置(以下、透析槽)を開発すること、かん水から塩を効率的に晶析すること、高温、高塩分濃度環境下での材料選定法、腐食診断法の構築などが挙げられる。そこで、当研究所では、製塩技術研究における4つの柱として、海水前処理技術、イオン交換膜濃縮技術、晶析技術および腐食・防食技術に関する研究テーマに携わり、種々の成果を得てきた。本講演では、まず、イオン交換膜法製塩の概要を述べるとともに、これら研究テーマの成果の概略および将来展望を述べる 。
発表先 日本海水学会若手会企画シンポジウム
要旨 シンポジウムの基調講演として、わが国の資源利用に関する現状と将来について、海水学会に期待するものを主体に述べた。
発表先 SALT&SEAWATER SCIENCE SEMINAR 2007
要旨 塩資源が乏しく、高湿多雨なため海水を天日で蒸発させて塩をつくることができないわが国では、先人たちがさまざまな工夫と技術革新を積み重ね、今日の塩づくりを築き上げた。本講演では、先人たちのたゆみない努力により築いてきた日本の塩づくりの歴史を、世界の塩づくりとも比較しながら紹介するとともに、その中で海水総合研究所が担ってきた役割について紹介する。
発表先 SALT&SEAWATER SCIENCE SEMINAR 2007
要旨 当研究所は、「安全・安心で、低廉な用途に応じた使いやすい塩」を効率的に生産することを目指して、これまで所望品質、生産量に応じて製塩プロセスを最適に制御するとともに、生産計画の策定を効率的に行う統合生産システムの構築に向け取り組んできた。また、構築過程において製塩プラントを適切に操作するための計測技術や制御技術などを開発し、実用に供した。一方、近年、石炭、石油などのエネルギー、製塩プラントに用いられる金属材料の価格は高騰しているが、塩もこうした影響を受けており、わが国の塩づくりの基盤を強化するためには、一層効率的な生産技術の構築が求められている。そこで、現在、当研究所では、高効率な製塩技術の構築を目的として、高性能ろ過装置、次世代イオン交換膜および電気透析装置、高効率晶析装置、腐食防食技術の開発に取り組んでいる。本講演では、イオン交換膜製塩法の概要、当研究所における製塩技術研究への取り組みの概要とともに、今後の研究の方向性についても紹介する。
発表先 SALT&SEAWATER SCIENCE SEMINAR 2007
要旨 「塩を選ぶ場合や使う場合のコツ」とはどのようなものなのか?当研究所では、この「塩を選ぶ場合や使う場合のコツ」とは、食材、調理や食品加工に適した物性や組成の塩を選び、それを上手に使うことだと考えて研究を進めている。すなわち、塩の性質をサラサラ性(流動性)、溶けやすさ(溶解性)などの物性面から解析することにより、さまざまな性質を持つ塩を自由に設計することや、塩の商品性を損なう固まりやすさ(固結性)を制御すること(商品設計技術)、また、調理や食品加工における塩の作用を解析することにより、塩の作用を良好に引き出すためにはどのような塩が適しているのかを明らかにすること(加工適性技術)に取り組んでいる。本講演では、これまでに取り組んできた研究の一端を紹介する。
発表先 SALT&SEAWATER SCIENCE SEMINAR 2007
要旨 近年、農薬が残留した野菜の輸入を始め、賞味期限表示に関する偽装事件など、食品の安全性に関わる事件や問題が次々と明らかとなり、毎日のように新聞やテレビを賑わせている。こうしたことから、消費者の食品の安全性に対する関心は高まり、食品製造者は、これまで以上に安全性への取り組みを厳密に行わなくてはならないようになった。ちなみに、日本人が一日に摂る塩の平均値は10.7g程度(2004年:厚生労働省調査)である。この数値だけを見ると、塩の摂取量は少ないように感じるかもしれないが、当センターでは、塩は生命維持に不可欠で代替性のない食品であり、量は少なくとも毎日食べるからこそ、安全であることが必須だと考えている。本講演では、当センターにおける安全性への取り組みに関する考え方を述べ、この考え方を基に、これまでに実施してきた研究所の取り組みを紹介する。
発表先 SALT&SEAWATER SCIENCE SEMINAR 2007
要旨 食のグローバル化がいわれる現在、さまざまな国の商社が自国の食料を確保するため世界中を奔走している。また、石油や石炭などのエネルギー資源の高騰は、少なからず私たちの生活を圧迫している。こうした状況は今後も続くことが容易に予測でき、わが国における資源の確保はますます困難になるだろうと思われる。資源が乏しく、食料やエネルギーなどを海外からの輸入に頼らざるを得ないわが国にとって、資源の確保は本気で取り組まなくてはならない重要な課題である。最近、こんなことを考えながら、大学、企業の研究者の方々と議論を深め、海水を資源としたときの可能性を模索してきた。本講演では、まず「自給率」をキーワードに我が国における海水資源利用技術の現状を述べ、その上で、さまざまな分野の研究者とともに、これから取り組もうとしている研究の方向性について紹介する。
発表先 ISS産業化学システムズ主催講演会
要旨 日本では、素材を中心に色あい、形、季節感を巧みに表現することで、おいしさや見た目の美しさを引き出す日本料理が受け継がれてきました。こうした料理の決め手は「塩梅」であり、素材の風味を上手に引き出すためには、塩の選び方や使い方が大事だといわれています。その一方、私たちの周りでは、さまざまな塩が販売されており、これらの品質も粒径、形状、にがり成分や水分の量が異なるなど多種多様です。それでは、「塩を選ぶ場合や使う場合のコツ」とはどのようなものなのでしょうか? それを明らかにするためには、塩の性質や作用を基に、調理や食品加工における塩の役割について、科学的な検証が必要だと考えています。一方、最近の減塩ブームにより、日本人の塩の摂取量は年毎に減少しています、適切な摂取量とはどの程度なのでしょうか。また、私たちの生命活動を維持するために必要なカルシウムやマグネシウムなどのミネラルを塩から摂取することは可能なのでしょうか。こうした皆様の塩に対する素朴な疑問にお答えするべく、今回、「食品としての“塩”の作用と役割」と題して、当研究所の研究者が解説します。
発表先 分離技術会
要旨 製塩における品質制御に対する考え方を紹介し、それに基づいた制御技術と装置選定を解説し。
発表先 第44回粉体技術専門講座:基礎から学ぶ「実用・晶析技術」−装置設計理論と演習、晶析装置内現象を考慮した設計指針−主催:(社)日本粉体工業技術協会
要旨 晶析装置を適切に操作し、製品の品質を制御する上で、重要な操作因子である結晶懸濁密度、また製品品質の中でも最もニーズが多い粒径分布のインライン測定技術について解説した。
発表先 かながわ食育サミット in 小田原
要旨 塩事業センターのご紹介、塩って大切!!、塩の不溶解分、塩の結晶、塩の種類とサラサラ性、塩事業センター刊行物のご紹介
発表先 小田原食生活研究会 平成19年度第2回例会『「味噌づくり」と「お塩」のお話』
要旨 塩の基礎知識(塩の種類、塩の品質など)、味噌における塩の役割
発表先 食と水の安全安心シンポジウム 日本海水学会環境・生態系・生物資源研究会
要旨 当センターにおける安全性への取り組みに関する考え方を述べ、この考え方を基に、これまでに実施してきた研究所の取り組みを紹介する。また、安全性に関する研究の中で培った分析技術を利用した海水環境への研究計画についても述べる
平成18年度
発表先 日本海水学会第57年会
要旨 高速ろ過装置について、製塩工程への適用について検討した。その結果、圧縮性濁質が少ない海水を対象とした場合には、所内試験と同様の操作条件で工程に適用できると考えられた。圧縮性濁質が多い海水を対象とする場合には、現行の装置構造でも凝集剤添加量、ろ過流速および円筒カラム層高を制御することにより、工程に適用できると考えられた。
発表先 日本海水学会第57年会
要旨 現行砂ろ過器の複層化による改善効果について検討した。その結果、複層化によって大幅な逆洗間隔の延長が可能になることが明らかとなった。これにより、砂ろ過器に充填するろ過砂の有効径を小さくすることができ、より清澄なろ過海水が得られるものと考えられた。
要旨 冷却式流動層型晶析装置を用いて、微結晶の付着に伴う結晶成長速度の向上について検討した。その結果、微結晶数の増加に従い結晶成長速度は増大したが、得られた結晶中の液泡量は結晶成長速度の影響を受けないことが示唆された。
要旨 発生初期の局部腐食の検出が可能な電位ノイズ法を用い、SUS316鋼の孔食発生のモニタリングを試みた。その結果、環境変化に対するノイズの発生頻度より、孔食感受性を評価できることが明らかとなった。
発表先 日本海水学会第57年会
要旨 野菜の脱水、浸透挙動におけるNaClの作用について検討した。その結果、濃度差による物質移動式を適用することにより、脱水、浸透挙動をモデル化することができた。また、本モデルを適用することにより、漬物製造における操作設計が可能になることが示唆された。
発表先 日本海水学会第57年会
要旨 ポジティブリスト制度に対応した塩についての農薬の選定における分析方法を開発した。このうち一斉分析法について発表した。
発表先 日本海水学会第57年会
要旨 塩中のフッ化物イオンの分離濃縮法としてジルコニウム担持弱陽イオン交換樹脂カートリッジを用いた前処理法を検討し、操作条件を確立した。得られた条件により、市販塩中のフッ化物イオン量を測定した結果、イオン交換膜製塩法による塩中のフッ化物イオン量は少ない傾向にあった。
発表先 技術情報協会
要旨 技術情報協会「晶析プロセスの基礎・設計 スケールアップと試験評価」において、当研究所において開発した種々のインライン計測技術を講演した。
発表先 ソルトサイエンス研究財団平成17年度助成研究発表会
要旨 冷却式流動層型晶析装置を用いて、微結晶の付着現象を利用した高結晶成長速度の実現方法を検討するとともに、こうした環境下における成長結晶の品質として結晶中の液泡量への影響を検討した。その結果、結晶成長速度は過飽和度および懸濁微結晶数の増加とともに増大することが明らかとなった。また、成長結晶の表面状態は微結晶の付着に起因すると考えられる凹凸が多く見られたが、液泡量については市販の製品結晶とほぼ同一であり、結晶品質への影響は小さいことが示唆された。
発表先 第44回海水環境構造物腐食防食研究会
要旨 製塩環境における装置材料の環境マップの作成を過去に行なわれた研究から試みた。対象の腐食形態は代表的な局部腐食である応力腐食割れ、孔食およびすきま腐食を選定した。応力腐食割れの発生条件を整理した結果、発生電位は孔食電位およびすきま腐食電位の近傍であった。製塩模擬環境下における孔食電位、すきま腐食再不動態化電位および腐食電位の3つの電位のマップ化を試みた結果および今後の研究の展開について報告した。
発表先 化学工学会徳島大会
要旨 微結晶の付着促進による結晶成長速度の向上を目的に、冷却式流動層型晶析装置を用いて、溶液中に懸濁する微結晶数と結晶成長速度との関係を検討した。また、同装置および撹拌槽型晶析装置を用いて、結晶成長速度が向上した場合の結晶品質(液泡、K、Br取込量)について検討した。
発表先 第34回荷電膜コロキウム
要旨 イオン交換膜製塩工場の海水ろ過および濃縮工程における海水処理上の問題点および前記問題点に関するこれまでの研究概要を紹介すると共に、今後の検討課題について提示した。
発表先 第34回荷電膜コロキウム
要旨 各種製塩プロセスのコスト比較をすることにより、イオン交換膜製塩法の優位性を確認するとともに、採かん工程を中心として、イオン交換膜製塩法におけるコスト低減に向けた課題を整理した。採かん工程における主な課題は、透析電力原単位の低減、電気透析槽の解体周期の延長であり、透析電力原単位を低減するために有効であるイオン交換膜の電気抵抗を低減させる方法、効果について整理した。一方、電気透析槽の解体洗浄周期の延長に対しては、ろ過、電気透析槽、イオン交換膜を一体と考えて、相互開発することが重要である旨を示した。
発表先 第2回国際粉体技術フォーラム
要旨 微結晶の付着促進による結晶成長速度の向上を目的に、冷却式流動層型晶析装置を用いて、溶液中に懸濁する微結晶数と結晶成長速度との関係を検討した。また、同装置および撹拌槽型晶析装置を用いて、結晶成長速度が向上した場合の結晶品質(液泡、K、Br取込量)について検討した。
発表先 財団法人塩事業センター公開講演会2006
要旨 食品の加工・調理になくてはならない「塩」。さまざまな塩が店頭に並ぶが、塩を使った食品にはどのようなものがあり、どのように使われているのか? このような素朴な疑問から、身近な塩をふり返り、塩のもつ性質や作用が食品の加工・調理にもたらす役割、家庭で簡単にすぐ使える塩にまつわるアイデアを紹介。また、市販されている塩にはどのようなタイプがあり、違いは何かなど、塩の選び方で参考になるポイントも紹介。
発表先 財団法人塩事業センター公開講演会2006
要旨 豊かな食生活を築くための塩の「科学」。漬物、干物、味噌やしょう油など身近な食品は塩の脱水、浸透、防腐、発酵調整作用を利用したもの。塩の作用を上手にコントロールすることにより、バラエティーに富んだ味や食感を楽しむことができる。こうした塩の作用を科学的に解明することにより、食品の加工、調理に適した塩や塩の使い方を研究。漬物における脱水、浸透作用、うどんの食感に対する影響などを例に、科学の目で見た塩の作用、役割を紹介。
発表先 日本海水学会環境・生態系・生物資源研究会
要旨 食品衛生法におけるポジティブリスト制度について一般的な概要を説明し、対応について解説を行った後に、センターの対応についても紹介した。
発表先 ソルト・サイエンス研究財団理工学プロジェクト総括討論会
要旨 微結晶の付着現象を用いた結晶成長速度の向上を達成するための基礎的検討を実施した。
要旨 高速ろ過装置について、製塩工程への適用について検討した。その結果、圧縮性濁質が少ない海水を対象とした場合には、所内試験と同様の操作条件で工程に適用できると考えられた。圧縮性濁質が多い海水を対象とする場合には、現行の装置構造でも凝集剤添加量、ろ過流速および円筒カラム層高を制御することにより、工程に適用できると考えられた。
発表先 日本海水学会第57年会
要旨 現行砂ろ過器の複層化による改善効果について検討した。その結果、複層化によって大幅な逆洗間隔の延長が可能になることが明らかとなった。これにより、砂ろ過器に充填するろ過砂の有効径を小さくすることができ、より清澄なろ過海水が得られるものと考えられた。
No.3
題目 微結晶の付着挙動を利用した塩化ナトリウム結晶の生産速度の向上(第1報)−冷却式流動層型晶析装置を用いた懸濁微結晶数と結晶成長速度の関係の検討−
研究者 正岡 功士、吉川 直人、長谷川 正巳
発表先 日本海水学会第57年会 題目 微結晶の付着挙動を利用した塩化ナトリウム結晶の生産速度の向上(第1報)−冷却式流動層型晶析装置を用いた懸濁微結晶数と結晶成長速度の関係の検討−
研究者 正岡 功士、吉川 直人、長谷川 正巳
要旨 冷却式流動層型晶析装置を用いて、微結晶の付着に伴う結晶成長速度の向上について検討した。その結果、微結晶数の増加に従い結晶成長速度は増大したが、得られた結晶中の液泡量は結晶成長速度の影響を受けないことが示唆された。
No.4
題目 製塩環境における装置材料の局部腐食感受性評価(第2報)−電位ノイズ法による汎用ステンレス鋼の局部腐食感受性評価法の検討−
研究者 中村 彰夫、加留部 智彦、吉川 直人、井上 博之(大阪府大工)
発表先 日本海水学会第57年会 題目 製塩環境における装置材料の局部腐食感受性評価(第2報)−電位ノイズ法による汎用ステンレス鋼の局部腐食感受性評価法の検討−
研究者 中村 彰夫、加留部 智彦、吉川 直人、井上 博之(大阪府大工)
要旨 発生初期の局部腐食の検出が可能な電位ノイズ法を用い、SUS316鋼の孔食発生のモニタリングを試みた。その結果、環境変化に対するノイズの発生頻度より、孔食感受性を評価できることが明らかとなった。
発表先 日本海水学会第57年会
要旨 野菜の脱水、浸透挙動におけるNaClの作用について検討した。その結果、濃度差による物質移動式を適用することにより、脱水、浸透挙動をモデル化することができた。また、本モデルを適用することにより、漬物製造における操作設計が可能になることが示唆された。
発表先 日本海水学会第57年会
要旨 ポジティブリスト制度に対応した塩についての農薬の選定における分析方法を開発した。このうち一斉分析法について発表した。
発表先 日本海水学会第57年会
要旨 塩中のフッ化物イオンの分離濃縮法としてジルコニウム担持弱陽イオン交換樹脂カートリッジを用いた前処理法を検討し、操作条件を確立した。得られた条件により、市販塩中のフッ化物イオン量を測定した結果、イオン交換膜製塩法による塩中のフッ化物イオン量は少ない傾向にあった。
発表先 技術情報協会
要旨 技術情報協会「晶析プロセスの基礎・設計 スケールアップと試験評価」において、当研究所において開発した種々のインライン計測技術を講演した。
発表先 ソルトサイエンス研究財団平成17年度助成研究発表会
要旨 冷却式流動層型晶析装置を用いて、微結晶の付着現象を利用した高結晶成長速度の実現方法を検討するとともに、こうした環境下における成長結晶の品質として結晶中の液泡量への影響を検討した。その結果、結晶成長速度は過飽和度および懸濁微結晶数の増加とともに増大することが明らかとなった。また、成長結晶の表面状態は微結晶の付着に起因すると考えられる凹凸が多く見られたが、液泡量については市販の製品結晶とほぼ同一であり、結晶品質への影響は小さいことが示唆された。
発表先 第44回海水環境構造物腐食防食研究会
要旨 製塩環境における装置材料の環境マップの作成を過去に行なわれた研究から試みた。対象の腐食形態は代表的な局部腐食である応力腐食割れ、孔食およびすきま腐食を選定した。応力腐食割れの発生条件を整理した結果、発生電位は孔食電位およびすきま腐食電位の近傍であった。製塩模擬環境下における孔食電位、すきま腐食再不動態化電位および腐食電位の3つの電位のマップ化を試みた結果および今後の研究の展開について報告した。
発表先 化学工学会徳島大会
要旨 微結晶の付着促進による結晶成長速度の向上を目的に、冷却式流動層型晶析装置を用いて、溶液中に懸濁する微結晶数と結晶成長速度との関係を検討した。また、同装置および撹拌槽型晶析装置を用いて、結晶成長速度が向上した場合の結晶品質(液泡、K、Br取込量)について検討した。
発表先 第34回荷電膜コロキウム
要旨 イオン交換膜製塩工場の海水ろ過および濃縮工程における海水処理上の問題点および前記問題点に関するこれまでの研究概要を紹介すると共に、今後の検討課題について提示した。
発表先 第34回荷電膜コロキウム
要旨 各種製塩プロセスのコスト比較をすることにより、イオン交換膜製塩法の優位性を確認するとともに、採かん工程を中心として、イオン交換膜製塩法におけるコスト低減に向けた課題を整理した。採かん工程における主な課題は、透析電力原単位の低減、電気透析槽の解体周期の延長であり、透析電力原単位を低減するために有効であるイオン交換膜の電気抵抗を低減させる方法、効果について整理した。一方、電気透析槽の解体洗浄周期の延長に対しては、ろ過、電気透析槽、イオン交換膜を一体と考えて、相互開発することが重要である旨を示した。
発表先 第2回国際粉体技術フォーラム
要旨 微結晶の付着促進による結晶成長速度の向上を目的に、冷却式流動層型晶析装置を用いて、溶液中に懸濁する微結晶数と結晶成長速度との関係を検討した。また、同装置および撹拌槽型晶析装置を用いて、結晶成長速度が向上した場合の結晶品質(液泡、K、Br取込量)について検討した。
発表先 財団法人塩事業センター公開講演会2006
要旨 食品の加工・調理になくてはならない「塩」。さまざまな塩が店頭に並ぶが、塩を使った食品にはどのようなものがあり、どのように使われているのか? このような素朴な疑問から、身近な塩をふり返り、塩のもつ性質や作用が食品の加工・調理にもたらす役割、家庭で簡単にすぐ使える塩にまつわるアイデアを紹介。また、市販されている塩にはどのようなタイプがあり、違いは何かなど、塩の選び方で参考になるポイントも紹介。
発表先 財団法人塩事業センター公開講演会2006
要旨 豊かな食生活を築くための塩の「科学」。漬物、干物、味噌やしょう油など身近な食品は塩の脱水、浸透、防腐、発酵調整作用を利用したもの。塩の作用を上手にコントロールすることにより、バラエティーに富んだ味や食感を楽しむことができる。こうした塩の作用を科学的に解明することにより、食品の加工、調理に適した塩や塩の使い方を研究。漬物における脱水、浸透作用、うどんの食感に対する影響などを例に、科学の目で見た塩の作用、役割を紹介。
発表先 日本海水学会環境・生態系・生物資源研究会
要旨 食品衛生法におけるポジティブリスト制度について一般的な概要を説明し、対応について解説を行った後に、センターの対応についても紹介した。
発表先 ソルト・サイエンス研究財団理工学プロジェクト総括討論会
要旨 微結晶の付着現象を用いた結晶成長速度の向上を達成するための基礎的検討を実施した。
- 結晶成長速度は、懸濁微結晶数が多いほど高くなると考えられた。
- (1)
- 結晶形状は成長結晶は種晶と同様に立方体であるが、結晶表面には多数の凹凸が観察された。
- (2)
- 結晶成長速度を向上させても液泡量への影響は小さいことが示唆された。
- (3)
- K、Br取込量は結晶成長速度だけでは整理できず、粒径の増加とともに減少すると考えられた。また、凝集が顕著な条件では取込は抑制され、磨耗が顕著となる条件では増加すると考えられた。
平成17年度
発表先 ( 社 ) 腐食防食協会
要旨 製塩装置材料における局部腐食発生に対する pH の影響を検討した。 pH 制御について、アルカリスケールが発生しない pH8 を上限として試験を行なった。 SUS316 鋼の孔食電位は塩化物イオン濃度の上昇、 pH の低下と共に、それぞれ卑側に移行した。また、 YUS270 鋼は隙間腐食が発生し、孔食電位の測定が不可能であったが、発生した電位は SUS316 鋼と比較して、明らかに貴な孔食電位を有することが示唆された。
発表先 日本海水学会第 56 年会
要旨 連続装置の定常状態における取込現象について検討したところ、これまでの検討と同様に微結晶の付着挙動が、カリウムおよび臭化物イオンの取込に影響していることが示唆された。
発表先 日本海水学会第 56 年会
要旨 製塩装置材料における孔食発生に対する pH の影響を検討した。孔色電位は温度、塩化物イオン濃度の上昇、 pH の低下と共に、それぞれ卑側に移行した。温度が高いほど pH の上昇による孔食電位への貴化が確認された。 YUS270 鋼は SUS304 、 316 鋼と比較して有意な孔食電位を示すことが示唆された。
発表先 日本海水学会第 56 年会
要旨 製塩試料における一般生菌検査方法について検討した。その結果、製塩試料においては、測定方法の差異による影響はなく、公定法の適用に問題ないことが示された。しかし、不溶解分が多い試料については、 MF 法または表面塗抹法が、菌数が少ない試料には、 MF 法が検査に適していた。
発表先 日本海水学会第 56 年会
要旨 塩粒子間に作用する粒子間力 (van der Waals 力、粘着力、液架橋付着力 ) について、流動性への影響をモデル化することにより、せんごう塩の流動性に対する結晶水分、付着苦汁成分の影響を明らかにした。
発表先 日本海水学会第 56 年会
要旨 ポリ塩化ビフェニル (PCB) は、代表的な環境汚染物質の一つであるが、化学的に安定であるため、製造、使用禁止の措置が講じられた今日でも環境中に残留しているといわれている。 PCB の分析法は日本工業規格や環境省告示など ( 以下、公定法 ) で示されているが、環境での存在形態などにより様々な試料が想定され、また極微量レベルの PCB を選択的に検出する必要があるため、複雑で煩雑な前処理と高度な分析機器を用いる方法が公定法として適用されている。
本報は、塩および製塩工程における安全性を検証する上で必要な分析技術を開発しており、測定対象を塩、海水を始めとする製塩工程試料に限定することで、公定法と比較して簡易な前処理操作および機器分析方法を明らかにした。
定量下限は海水試料中のCoPCBについて0.05ng/Lであり、塩の場合には0.5ng/kgであった。海水試料については公定法で0.01ng/L、環境基本法で0.05ng/Lを目標定量下限としており、本法は環境基本法の目標定量下限を達成できた。本法を用いて相模湾海水、食塩、および天日塩(メキシコ産)を分析した結果、いずれもPCBは未検出であった。
発表先 日本分析化学会
要旨 高塩分濃度溶液中の微量金属をキレートディスク法で濃縮する場合、クロル錯体生成により回収率の低下が見られたが、アルカリ性 (pH8.8) で処理することにより多くの元素を同時に濃縮できた。この場合、キレート樹脂への吸着に加え、一部の元素は水酸化物となって沈殿捕集される。
本報では、この沈殿捕集に着目し、三価、六価のイオン形態別定量が求められるクロムを同時捕捉するため、ジルコニウム共沈法を併用して濃縮する方法を検討した。その結果、還元処理の有無により、全Cr およびCr(V)を測定することが可能となり、計算によってCr(Y)を求めることができた。本法を市販の食用塩に適用した結果、3μg/kgまでの定量が可能であった。なお、天日塩中のCrは全てCr(V)として検出された。
発表先 日本食品科学工学会
要旨 組成の異なる塩製品を用い、梅干し製造における脱水浸透作用を検討した結果、精製塩を用いた場合の梅実の脱水量は、添加した NaCl 量と共に直線的に増大した。一方、苦汁成分、水分の多い塩種を用いた場合には同一の全塩分量あるいは NaCl 量でも、精製塩に比べやや脱水量が多くなった。また、梅実への NaCl 浸透量と脱水量との関係に着目すると、梅実からの脱水が起こり、脱水量に応じて梅酢、梅実中の NaCl 濃度が平衡に達することが示唆された。その他の無機成分( Ca 、 Mg 、 SO4 、 K )の挙動については、梅実および梅酢中の各成分量 / 水分がほぼ一定であり、成分ごとに平衡状態に達することが示唆された。クエン酸、リンゴ酸については、梅実から梅酢への移行が観察され、その移行量に塩成分の影響は見られなかった。
発表先 ソルトサイエンス研究財団平成 17 年度助成研究発表会
要旨 連続装置を用い、結晶成長速度 0.012 〜 0.085mm/h における取込量を含めた結晶品質と結晶成長速度との関係を検討した。
発表先 ( 社 ) 腐食防食協会
要旨 本研究においては、局部腐食の検出が可能な電位ノイズ法に着目し、濃厚塩化物水溶液である製塩模擬溶液において、温度、 DO 濃度および pH を変化させ、その際の SUS316 鋼の孔食発生をモニタリングした。
その結果、いずれの試験条件においても、試験片の電位が孔食電位近傍の値を示す際に、顕著な電位ノイズの発生が確認された。また、 KCl 析出開始点模擬溶液において、液温変化による孔食の発生を、電位ノイズ測定の結果から検出可能であることが確認できた。さらに、析出開始点模擬溶液において同じく、 pH の上昇による孔食の発生を、電位ノイズ測定により検出できた。
以上の結果より、電位ノイズ法を用いた製塩工程の孔食モニタリングは可能と考えられる。
発表先 日本粉体工業技術協会
要旨 本稿は粉体工業技術協会 晶析分科会主催の晶析専門講座におけるテキストとして作成したものである。製塩工業晶析装置における結晶懸濁密度および粒径分布の測定方法を紹介し、それぞれの測定方法の特徴、問題点なども併記した。
発表先 財団法人塩事業センター公開講演会
要旨 日本国内で市販されている食用塩の種類および品質面における特徴について概説した。
発表先 財団法人塩事業センター公開講演会
要旨 日本人の自然観や食に対する考え方について意識調査を行った。その結果、自然という言葉あるいは概念に対して非常に肯定的なイメージを持ち、同時に人間が自然に手を加えることを否定的に捕らえている人が多いことにより、“自然”や“天然”を銘打った商品が高く評価され、それらの食品の購入・摂取が発生・促進されている、との構造であると結論付けられた。
発表先 財団法人塩事業センター公開講演会
要旨 海外と日本の塩事情を比較することにより、先人たちの塩づくりについて紹介すると共に、海水総合研究所がそこに果たしてきた役割について概説し、安心・安全・低廉な用途に応じた使いやすい塩をめざして研究を進めること及び塩や塩作りに関する客観的かつ科学的な情報を発信することについて講演した。
発表先 第 1 回海塩試料の分析技術講習会
要旨 乾燥減量、加熱減量及び沈殿分離など、重量分析の原理及び操作上の留意点等について概説した。
発表先 第 1 回海塩試料の分析技術講習会
要旨 高塩濃度試料の主成分の分析方法及び原理について概説した。
要旨 製塩装置材料における局部腐食発生に対する pH の影響を検討した。 pH 制御について、アルカリスケールが発生しない pH8 を上限として試験を行なった。 SUS316 鋼の孔食電位は塩化物イオン濃度の上昇、 pH の低下と共に、それぞれ卑側に移行した。また、 YUS270 鋼は隙間腐食が発生し、孔食電位の測定が不可能であったが、発生した電位は SUS316 鋼と比較して、明らかに貴な孔食電位を有することが示唆された。
発表先 日本海水学会第 56 年会
要旨 連続装置の定常状態における取込現象について検討したところ、これまでの検討と同様に微結晶の付着挙動が、カリウムおよび臭化物イオンの取込に影響していることが示唆された。
発表先 日本海水学会第 56 年会
要旨 製塩装置材料における孔食発生に対する pH の影響を検討した。孔色電位は温度、塩化物イオン濃度の上昇、 pH の低下と共に、それぞれ卑側に移行した。温度が高いほど pH の上昇による孔食電位への貴化が確認された。 YUS270 鋼は SUS304 、 316 鋼と比較して有意な孔食電位を示すことが示唆された。
発表先 日本海水学会第 56 年会
要旨 製塩試料における一般生菌検査方法について検討した。その結果、製塩試料においては、測定方法の差異による影響はなく、公定法の適用に問題ないことが示された。しかし、不溶解分が多い試料については、 MF 法または表面塗抹法が、菌数が少ない試料には、 MF 法が検査に適していた。
発表先 日本海水学会第 56 年会
要旨 塩粒子間に作用する粒子間力 (van der Waals 力、粘着力、液架橋付着力 ) について、流動性への影響をモデル化することにより、せんごう塩の流動性に対する結晶水分、付着苦汁成分の影響を明らかにした。
発表先 日本海水学会第 56 年会
要旨 ポリ塩化ビフェニル (PCB) は、代表的な環境汚染物質の一つであるが、化学的に安定であるため、製造、使用禁止の措置が講じられた今日でも環境中に残留しているといわれている。 PCB の分析法は日本工業規格や環境省告示など ( 以下、公定法 ) で示されているが、環境での存在形態などにより様々な試料が想定され、また極微量レベルの PCB を選択的に検出する必要があるため、複雑で煩雑な前処理と高度な分析機器を用いる方法が公定法として適用されている。
本報は、塩および製塩工程における安全性を検証する上で必要な分析技術を開発しており、測定対象を塩、海水を始めとする製塩工程試料に限定することで、公定法と比較して簡易な前処理操作および機器分析方法を明らかにした。
定量下限は海水試料中のCoPCBについて0.05ng/Lであり、塩の場合には0.5ng/kgであった。海水試料については公定法で0.01ng/L、環境基本法で0.05ng/Lを目標定量下限としており、本法は環境基本法の目標定量下限を達成できた。本法を用いて相模湾海水、食塩、および天日塩(メキシコ産)を分析した結果、いずれもPCBは未検出であった。
発表先 日本分析化学会
要旨 高塩分濃度溶液中の微量金属をキレートディスク法で濃縮する場合、クロル錯体生成により回収率の低下が見られたが、アルカリ性 (pH8.8) で処理することにより多くの元素を同時に濃縮できた。この場合、キレート樹脂への吸着に加え、一部の元素は水酸化物となって沈殿捕集される。
本報では、この沈殿捕集に着目し、三価、六価のイオン形態別定量が求められるクロムを同時捕捉するため、ジルコニウム共沈法を併用して濃縮する方法を検討した。その結果、還元処理の有無により、全Cr およびCr(V)を測定することが可能となり、計算によってCr(Y)を求めることができた。本法を市販の食用塩に適用した結果、3μg/kgまでの定量が可能であった。なお、天日塩中のCrは全てCr(V)として検出された。
発表先 日本食品科学工学会
要旨 組成の異なる塩製品を用い、梅干し製造における脱水浸透作用を検討した結果、精製塩を用いた場合の梅実の脱水量は、添加した NaCl 量と共に直線的に増大した。一方、苦汁成分、水分の多い塩種を用いた場合には同一の全塩分量あるいは NaCl 量でも、精製塩に比べやや脱水量が多くなった。また、梅実への NaCl 浸透量と脱水量との関係に着目すると、梅実からの脱水が起こり、脱水量に応じて梅酢、梅実中の NaCl 濃度が平衡に達することが示唆された。その他の無機成分( Ca 、 Mg 、 SO4 、 K )の挙動については、梅実および梅酢中の各成分量 / 水分がほぼ一定であり、成分ごとに平衡状態に達することが示唆された。クエン酸、リンゴ酸については、梅実から梅酢への移行が観察され、その移行量に塩成分の影響は見られなかった。
発表先 ソルトサイエンス研究財団平成 17 年度助成研究発表会
要旨 連続装置を用い、結晶成長速度 0.012 〜 0.085mm/h における取込量を含めた結晶品質と結晶成長速度との関係を検討した。
発表先 ( 社 ) 腐食防食協会
要旨 本研究においては、局部腐食の検出が可能な電位ノイズ法に着目し、濃厚塩化物水溶液である製塩模擬溶液において、温度、 DO 濃度および pH を変化させ、その際の SUS316 鋼の孔食発生をモニタリングした。
その結果、いずれの試験条件においても、試験片の電位が孔食電位近傍の値を示す際に、顕著な電位ノイズの発生が確認された。また、 KCl 析出開始点模擬溶液において、液温変化による孔食の発生を、電位ノイズ測定の結果から検出可能であることが確認できた。さらに、析出開始点模擬溶液において同じく、 pH の上昇による孔食の発生を、電位ノイズ測定により検出できた。
以上の結果より、電位ノイズ法を用いた製塩工程の孔食モニタリングは可能と考えられる。
発表先 日本粉体工業技術協会
要旨 本稿は粉体工業技術協会 晶析分科会主催の晶析専門講座におけるテキストとして作成したものである。製塩工業晶析装置における結晶懸濁密度および粒径分布の測定方法を紹介し、それぞれの測定方法の特徴、問題点なども併記した。
発表先 財団法人塩事業センター公開講演会
要旨 日本国内で市販されている食用塩の種類および品質面における特徴について概説した。
発表先 財団法人塩事業センター公開講演会
要旨 日本人の自然観や食に対する考え方について意識調査を行った。その結果、自然という言葉あるいは概念に対して非常に肯定的なイメージを持ち、同時に人間が自然に手を加えることを否定的に捕らえている人が多いことにより、“自然”や“天然”を銘打った商品が高く評価され、それらの食品の購入・摂取が発生・促進されている、との構造であると結論付けられた。
発表先 財団法人塩事業センター公開講演会
要旨 海外と日本の塩事情を比較することにより、先人たちの塩づくりについて紹介すると共に、海水総合研究所がそこに果たしてきた役割について概説し、安心・安全・低廉な用途に応じた使いやすい塩をめざして研究を進めること及び塩や塩作りに関する客観的かつ科学的な情報を発信することについて講演した。
発表先 第 1 回海塩試料の分析技術講習会
要旨 乾燥減量、加熱減量及び沈殿分離など、重量分析の原理及び操作上の留意点等について概説した。
発表先 第 1 回海塩試料の分析技術講習会
要旨 高塩濃度試料の主成分の分析方法及び原理について概説した。
平成16年度
発表先 日本海水学会第55年会(発表No.6、2004)
要旨 晶析工程における濃縮液(母液)の成分組成を求める実験式を検討した。その結果、純塩率・温度・マグネシウム濃度をパラメーターとし、臭化物イオン、カルシウムイオン、カリウムイオン、ナトリウムイオンおよび塩化物イオンの各濃度を算出する実験式を作成した。
発表先 日本海水学会第55年会(発表No.10、2004)
要旨 晶析工程において、塩化ナトリウムの結晶が成長する際のカリウムおよび臭化物イオンが取り込まれる現象について検討した。その結果、母液中の各イオン濃度が増加するに従い、結晶内への取り込み量が増大し、また、同一濃度においては、結晶成長の速度が増加すると共に、取り込み量が減少する知見が得られた。
発表先 日本海水学会第55年会(発表No.16、2004)
要旨 高濃度塩化物イオン溶液中において、亜鉛イオンの溶存種ごとの溶存状態割合、陽・陰イオン交換膜透過性の関係について検討した。その結果、陽・陰イオン交換膜の電流密度およびイオン透過速度の関係において、亜鉛溶存種ごとの定量的な解析が可能となった。
発表先 日本海水学会第55年会(発表No.17、2004)
要旨 イオン交換膜合成において、ポリ塩化ビニル( PVC )基材へのスチレン−ジビニルベンゼンの浸潤により形成された PS − rich 相に、イオン交換基が導入される性質を利用し、網状に成型された PVC 基材を用い、イオン交換スペーサーを合成した。得られたスペーサーのイオン交換容量は、市販イオン交換膜( 1.0 〜 2.5 ( meq/g ))と比較し、遜色のない値を示した。また、得られたイオン交換スペーサーを用いて、電気透析槽における低抵抗化の可能性について検討した結果、十分な効果が得られた。
発表先 日本海水学会第55年会(発表No.18、2004)
要旨 イオン交換膜の耐久性を向上させることを目的として、高強度イオン交換膜の合成を検討した。結果、基材として 120d (デニール)のポリ塩化ビニル( PVC )基布を使用し、陰イオン交換基の導入にトリメチルアミンを使用することにより、市販の陰イオン交換膜と同等の電気抵抗、濃縮性能を有し、かつ約 3 倍の破裂強度を有する高強度陰イオン交換膜の合成が可能となった。
発表先 日本海水学会第55年会(発表No.25、2004)
要旨 製塩コストを低減するためにはイオン交換膜製塩法(以下イオン製塩法)に替わるプロセスの構築あるいは現状のイオン製塩法の改善が必要である。イオン製塩法の製塩コスト面での位置付けを確認するため、現状技術で実現可能な蒸発法(多重効用法、蒸気圧縮法およびこれらの組み合わせ)とイオン製塩法によるシミュレーションを実施し、製塩コストを比較した。
発表先 日本海水学会第55年会(発表No.29、2004)
要旨 小型電槽を用いた6ヶ月間の運転試験を実施し、濁質および陰・陽イオン交換膜の荷電による選択的な付着、スペーサーなど電槽構造物への物理的な付着による流路閉塞への影響を検討した。また、粒径の異なったろ過砂を用いたろ過実験を実施し、砂ろ過における濁質の挙動と電槽への付着との関係について検討した。その結果、電槽における流路閉塞の主要な要因は、スペーサーの潮道への濁質の付着であり、こうした付着を抑制するためには、ろ過性能の向上でだけでなく、逆洗操作直後の清澄時間を適切に管理する必要があると考えた。
発表先 日本海水学会第55年会(発表No.30、2004)
要旨 高速ろ過装置で用いる繊維状ろ材は、流速、ろ過の継続によりろ層が圧縮し、ろ過性能に変化を与える。そこで、本報告では基本的な設計要因および装置構造について検討した。その結果、装置の設計諸元を明らかにすると共に、ろ過性能に関するシミュレーションを可能とした。これを利用し、これまでに提案してきたろ過装置性能のシミュレーションを行った結果、適切な装置構造であることが確認された。
発表先 日本海水学会第55年会(シンポ講演1、2004)
要旨 イオン交換膜電気透析装置を用いる製塩法において、海水中の懸濁物や生物がイオン交換膜やスペーサーに付着し、流路の閉塞、膜の破壊等のトラブルを発生させている。そこで、原因物質の解明や除去方法等水質の改善策を検討することを目的として、これまで取り組んできた海水濁質の内容と膜付着物、ろ過法と水質および新しいろ過システムの開発等について紹介した。
発表先 第30回記念「荷電膜コロキウム」(講演No.2)
要旨 高強度陰イオン交換膜の合成条件の最適化を目的とし、基材繊維径および導入するイオン交換基を変化させることにより、合成条件について検討した。その結果、120デニールの基材繊維を使用し、イオン交換基としてトリメチルアミンを導入することにより、市販膜と同等の電気抵抗、濃縮性能を有し、市販膜の約3倍の破裂強度を有する高強度陰イオン交換膜の合成が可能となり、高強度陰イオン交換膜として最適であることを示した。
発表先 第10回EDIワークショップ(第31回荷電膜コロキウム、講演No.1)
要旨 塩化ビニル製の網状物質をスチレン/ジビニルベンゼン/重合剤混合溶液に浸漬、重合し、イオン交換基を導入する、簡易的なイオン交換スペーサー合成法を確立した。また、イオン交換スペーサーを利用することにより、脱塩処理における消費電力の低減効果が見られ、電気透析において微量金属の透過性が変化することが確認された。イオン交換膜に特別な処理を施すことなく、脱塩室雰囲気を変化させることでイオン交換膜におけるイオン透過性に変化が現れたことは、各種イオンのイオン交換膜透過性を解析していく上で、重要な知見となると考えられた。
発表先 日本調理科学会平成16年度大会
要旨 市販されているにがりの品質を調査することを目的とし、収集したにがりについて、主成分、微量成分の分析を行った。にがりには、海水をそのまま濃縮した製塩にがりと海水をイオン交換膜で濃縮した製塩にがりがあるが、後者のにがりの方が高濃度でCaが含まれているといった特徴がみられた。各にがりの全塩分濃度には大きな差はないが、Mg濃度は1.0〜5.0%、NaCl濃度は2.4〜21.9%と商品によって濃縮度がまちまちであり、同量使用した場合、調理品の仕上がりや味覚などへの影響が考えられた。
微量成分では、Zn、Cu、Ni、Fe,およびMnを多く含むにがりが見られた。これらは、海水からにがりへの濃縮を考慮した濃度よりも多く含まれている為、海水中に溶存している成分以外からの混入であると考えられた。その他、Moが海水の濃縮度に比例して含まれていること、また、海洋深層水利用商品の成分がその他の商品と差が見られないことなどの知見が得られた。
発表先 2004年電気化学日米合同大会
要旨 イオン交換膜製塩において、イオン交換膜の耐久性の向上は、設備コストの低減に寄与する。耐久性向上には、耐薬品性、機械的強度が重要であり、このうち、機械的強度を向上させる方法の一つとして、イオン交換膜の基材として使用される繊維の径を太くすることが挙げられる。しかし繊維径を太くすることにより、膜厚は増加し、それに伴い電気抵抗が増大するといった問題がある。本研究では陰イオン交換膜の高強度化を目的とし、基材の繊維径および陰イオン交換基の導入に用いるアミン種を変化させることにより、膜の破裂強度、電気抵抗、および濃縮性能に与える影響について検討した。その結果、繊維径を太くし、アミン種を検討することにより、市販膜と比較して電気抵抗、濃縮性能は同等で、破裂強度が約3倍の膜の合成が可能となった。
発表先 2004年電気化学日米合同大会
要旨 電気式脱塩装置の脱塩室には、供給される溶液の乱流拡散を目的とし、網状物よりなるスペーサーが充填されており、スペーサーにイオン交換基を導入することで、槽抵抗は減少することが既に報告されている。このようなイオン交換スペーサーについて、安価かつ簡易な合成法を検討した。その結果、塩化ビニル製の網状物質をスチレン/ジビニルベンゼン/重合剤混合溶液に浸漬、重合し、イオン交換基を導入することで容易にイオン交換スペーサーが合成されることを明らかにした。また、得られたイオン交換スペーサーを電気透析槽に設置したところ、槽抵抗は減少し、消費電力の低減が可能であることが確認された。
発表先 ソルト・サイエンスシンポジウム2004
要旨 日本国内で市販されている食用塩は、平成9年4月の塩専売制度廃止という情勢変化の中で急速に多様化し、さまざまな品質の商品が流通している現状にある。特に、消費者の自然志向に合わせた商品が多く見受けられ、国内の小規模生産による天日塩、また、輸入された天日塩、岩塩の増加が目立っており、輸入国は30カ国に達している。これら商品の品質は?というと、製法はさまざまであり、精製された高純度のものからにがり成分を多く含んだものがあるが、一部には砂や土を除かないまま商品化されているものもある。塩は”食品”であるのでその安全性が求められるが、日本には公的な製造・品質に関する基準がなく、中には品質管理が十分でない商品も市場に出回っていることは憂慮しなければならない点である。
発表先 ソルト・サイエンス研究財団平成15年度助成研究会発表会
要旨 塩化ナトリウム結晶へのカリウムおよび臭化物イオンの取り込み現象について検討した。取り込み濃度は母液中のイオン濃度の増加と共に増大する傾向が見られ、また結晶成長速度が増加すると減少した。この結果から、結晶成長速度を大きくすることで、製品中のカリウムおよび臭化物イオンが低減すると考えられた。
発表先 財団法人塩事業センター公開講演会(講演No.1)
要旨 所望品質の製品を効率的に生産する技術の構築を目標として研究に取り組み、これまで製塩工程における計測技術や制御技術などを開発し、実用に供した。現在は、工程の効率化および最適化を図る研究として、ろ過装置やイオン交換膜の高性能化、晶析装置の高効率化および腐食防食技術に関する検討を行っている。また、所望品質の製品を生産する技術として、イオン交換膜、晶析によるカリウム、臭化物の低減技術や粒径、形状、組成などの結晶品質制御技術について検討を進めている。これら研究開発の概要および開発成果により期待される効果、さらに製塩技術開発の将来について解説した。
発表先 財団法人塩事業センター公開講演会(講演No.2)
要旨 塩の使いやすさの観点から、粒径分布、水分などの塩の物性と流動性、溶解性の関係についてモデル化を行い、せんごう塩ではモデルと実測値が良好に一致し、それぞれに影響を与える因子を明確にした。今後は他の形状の塩種にも適用可能な評価法を確立するとともに、商品シーズの提供などに活用する。
また、用途に応じた塩の提供の観点から、塩の脱水浸透作用、微生物に対する作用、高分子物質に対する作用について検討した結果を紹介した。今後もこれらの作用を中心に基礎的検討を継続するとともに、外部機関などとの連携により、実用レベルの検討も行う。 商品化技術開発を構築し商品シーズ、新規利用法、情報発信などを行うとともに、安全性に配慮した一層の品質向上、さらに製品の効率的生産技術の開発への展開について解説した。
発表先 財団法人塩事業センター公開講演会(講演No.3)
要旨 近年、食品の安全性およびミネラル摂取への関心の高まりから、消費者・販売者の塩の品質に対する注目度は高く、要求される品質項目・濃度レベルも年々範囲が広がっている。このような現状に対応すべく、塩の分析・測定技術についても、分析対象項目の拡大とともに高感度分析装置を利用した超微量分析法の開発も必要となっている。
そこで、新たに確立した超微量分析を含めた無機成分分析の現状と今後の課題について、さらに、これらの技術を利用して得られた市販食塩の品質測定結果について概説した。また、ISO/IEC 17025による品質システムにおける今後の展開についても解説した。
発表先 財団法人塩事業センター公開講演会(講演No.4)
要旨 近年、消費者の食品に対する安全性への関心が高くなってきており、塩に関してもそうした要望に的確に応えていく必要がある。食用塩の安全性を確保するためには、製品の安全性だけではなく、工程中での物質の挙動を明らかにし、それらを監視すると共に、改善を要する工程については対策を講ずることも重要であると考えた。これまで工程調査などによって、工程中での種々の物質の挙動を明らかにし、それを基に工程の安全性を評価し、製造基準策定に取り組んできた。
一方、製塩工程で対象となる物質は、海水中に存在する様々な物質、工程材料等からの溶出物質や食品添加物など多岐に亘り、それらの物質の挙動を解析するためには新たに分析技術を開発する必要があった。
そこで、イオン交換膜法製塩を例に、安全性評価の概念を述べると共に、これまでに開発した分析技術と今後開発を予定する物質について紹介し、本研究で開発した分析技術を基盤とした海水環境技術研究への展開についても述べた。
要旨 晶析工程における濃縮液(母液)の成分組成を求める実験式を検討した。その結果、純塩率・温度・マグネシウム濃度をパラメーターとし、臭化物イオン、カルシウムイオン、カリウムイオン、ナトリウムイオンおよび塩化物イオンの各濃度を算出する実験式を作成した。
発表先 日本海水学会第55年会(発表No.10、2004)
要旨 晶析工程において、塩化ナトリウムの結晶が成長する際のカリウムおよび臭化物イオンが取り込まれる現象について検討した。その結果、母液中の各イオン濃度が増加するに従い、結晶内への取り込み量が増大し、また、同一濃度においては、結晶成長の速度が増加すると共に、取り込み量が減少する知見が得られた。
発表先 日本海水学会第55年会(発表No.16、2004)
要旨 高濃度塩化物イオン溶液中において、亜鉛イオンの溶存種ごとの溶存状態割合、陽・陰イオン交換膜透過性の関係について検討した。その結果、陽・陰イオン交換膜の電流密度およびイオン透過速度の関係において、亜鉛溶存種ごとの定量的な解析が可能となった。
発表先 日本海水学会第55年会(発表No.17、2004)
要旨 イオン交換膜合成において、ポリ塩化ビニル( PVC )基材へのスチレン−ジビニルベンゼンの浸潤により形成された PS − rich 相に、イオン交換基が導入される性質を利用し、網状に成型された PVC 基材を用い、イオン交換スペーサーを合成した。得られたスペーサーのイオン交換容量は、市販イオン交換膜( 1.0 〜 2.5 ( meq/g ))と比較し、遜色のない値を示した。また、得られたイオン交換スペーサーを用いて、電気透析槽における低抵抗化の可能性について検討した結果、十分な効果が得られた。
発表先 日本海水学会第55年会(発表No.18、2004)
要旨 イオン交換膜の耐久性を向上させることを目的として、高強度イオン交換膜の合成を検討した。結果、基材として 120d (デニール)のポリ塩化ビニル( PVC )基布を使用し、陰イオン交換基の導入にトリメチルアミンを使用することにより、市販の陰イオン交換膜と同等の電気抵抗、濃縮性能を有し、かつ約 3 倍の破裂強度を有する高強度陰イオン交換膜の合成が可能となった。
発表先 日本海水学会第55年会(発表No.25、2004)
要旨 製塩コストを低減するためにはイオン交換膜製塩法(以下イオン製塩法)に替わるプロセスの構築あるいは現状のイオン製塩法の改善が必要である。イオン製塩法の製塩コスト面での位置付けを確認するため、現状技術で実現可能な蒸発法(多重効用法、蒸気圧縮法およびこれらの組み合わせ)とイオン製塩法によるシミュレーションを実施し、製塩コストを比較した。
発表先 日本海水学会第55年会(発表No.29、2004)
要旨 小型電槽を用いた6ヶ月間の運転試験を実施し、濁質および陰・陽イオン交換膜の荷電による選択的な付着、スペーサーなど電槽構造物への物理的な付着による流路閉塞への影響を検討した。また、粒径の異なったろ過砂を用いたろ過実験を実施し、砂ろ過における濁質の挙動と電槽への付着との関係について検討した。その結果、電槽における流路閉塞の主要な要因は、スペーサーの潮道への濁質の付着であり、こうした付着を抑制するためには、ろ過性能の向上でだけでなく、逆洗操作直後の清澄時間を適切に管理する必要があると考えた。
発表先 日本海水学会第55年会(発表No.30、2004)
要旨 高速ろ過装置で用いる繊維状ろ材は、流速、ろ過の継続によりろ層が圧縮し、ろ過性能に変化を与える。そこで、本報告では基本的な設計要因および装置構造について検討した。その結果、装置の設計諸元を明らかにすると共に、ろ過性能に関するシミュレーションを可能とした。これを利用し、これまでに提案してきたろ過装置性能のシミュレーションを行った結果、適切な装置構造であることが確認された。
発表先 日本海水学会第55年会(シンポ講演1、2004)
要旨 イオン交換膜電気透析装置を用いる製塩法において、海水中の懸濁物や生物がイオン交換膜やスペーサーに付着し、流路の閉塞、膜の破壊等のトラブルを発生させている。そこで、原因物質の解明や除去方法等水質の改善策を検討することを目的として、これまで取り組んできた海水濁質の内容と膜付着物、ろ過法と水質および新しいろ過システムの開発等について紹介した。
発表先 第30回記念「荷電膜コロキウム」(講演No.2)
要旨 高強度陰イオン交換膜の合成条件の最適化を目的とし、基材繊維径および導入するイオン交換基を変化させることにより、合成条件について検討した。その結果、120デニールの基材繊維を使用し、イオン交換基としてトリメチルアミンを導入することにより、市販膜と同等の電気抵抗、濃縮性能を有し、市販膜の約3倍の破裂強度を有する高強度陰イオン交換膜の合成が可能となり、高強度陰イオン交換膜として最適であることを示した。
発表先 第10回EDIワークショップ(第31回荷電膜コロキウム、講演No.1)
要旨 塩化ビニル製の網状物質をスチレン/ジビニルベンゼン/重合剤混合溶液に浸漬、重合し、イオン交換基を導入する、簡易的なイオン交換スペーサー合成法を確立した。また、イオン交換スペーサーを利用することにより、脱塩処理における消費電力の低減効果が見られ、電気透析において微量金属の透過性が変化することが確認された。イオン交換膜に特別な処理を施すことなく、脱塩室雰囲気を変化させることでイオン交換膜におけるイオン透過性に変化が現れたことは、各種イオンのイオン交換膜透過性を解析していく上で、重要な知見となると考えられた。
発表先 日本調理科学会平成16年度大会
要旨 市販されているにがりの品質を調査することを目的とし、収集したにがりについて、主成分、微量成分の分析を行った。にがりには、海水をそのまま濃縮した製塩にがりと海水をイオン交換膜で濃縮した製塩にがりがあるが、後者のにがりの方が高濃度でCaが含まれているといった特徴がみられた。各にがりの全塩分濃度には大きな差はないが、Mg濃度は1.0〜5.0%、NaCl濃度は2.4〜21.9%と商品によって濃縮度がまちまちであり、同量使用した場合、調理品の仕上がりや味覚などへの影響が考えられた。
微量成分では、Zn、Cu、Ni、Fe,およびMnを多く含むにがりが見られた。これらは、海水からにがりへの濃縮を考慮した濃度よりも多く含まれている為、海水中に溶存している成分以外からの混入であると考えられた。その他、Moが海水の濃縮度に比例して含まれていること、また、海洋深層水利用商品の成分がその他の商品と差が見られないことなどの知見が得られた。
発表先 2004年電気化学日米合同大会
要旨 イオン交換膜製塩において、イオン交換膜の耐久性の向上は、設備コストの低減に寄与する。耐久性向上には、耐薬品性、機械的強度が重要であり、このうち、機械的強度を向上させる方法の一つとして、イオン交換膜の基材として使用される繊維の径を太くすることが挙げられる。しかし繊維径を太くすることにより、膜厚は増加し、それに伴い電気抵抗が増大するといった問題がある。本研究では陰イオン交換膜の高強度化を目的とし、基材の繊維径および陰イオン交換基の導入に用いるアミン種を変化させることにより、膜の破裂強度、電気抵抗、および濃縮性能に与える影響について検討した。その結果、繊維径を太くし、アミン種を検討することにより、市販膜と比較して電気抵抗、濃縮性能は同等で、破裂強度が約3倍の膜の合成が可能となった。
発表先 2004年電気化学日米合同大会
要旨 電気式脱塩装置の脱塩室には、供給される溶液の乱流拡散を目的とし、網状物よりなるスペーサーが充填されており、スペーサーにイオン交換基を導入することで、槽抵抗は減少することが既に報告されている。このようなイオン交換スペーサーについて、安価かつ簡易な合成法を検討した。その結果、塩化ビニル製の網状物質をスチレン/ジビニルベンゼン/重合剤混合溶液に浸漬、重合し、イオン交換基を導入することで容易にイオン交換スペーサーが合成されることを明らかにした。また、得られたイオン交換スペーサーを電気透析槽に設置したところ、槽抵抗は減少し、消費電力の低減が可能であることが確認された。
発表先 ソルト・サイエンスシンポジウム2004
要旨 日本国内で市販されている食用塩は、平成9年4月の塩専売制度廃止という情勢変化の中で急速に多様化し、さまざまな品質の商品が流通している現状にある。特に、消費者の自然志向に合わせた商品が多く見受けられ、国内の小規模生産による天日塩、また、輸入された天日塩、岩塩の増加が目立っており、輸入国は30カ国に達している。これら商品の品質は?というと、製法はさまざまであり、精製された高純度のものからにがり成分を多く含んだものがあるが、一部には砂や土を除かないまま商品化されているものもある。塩は”食品”であるのでその安全性が求められるが、日本には公的な製造・品質に関する基準がなく、中には品質管理が十分でない商品も市場に出回っていることは憂慮しなければならない点である。
発表先 ソルト・サイエンス研究財団平成15年度助成研究会発表会
要旨 塩化ナトリウム結晶へのカリウムおよび臭化物イオンの取り込み現象について検討した。取り込み濃度は母液中のイオン濃度の増加と共に増大する傾向が見られ、また結晶成長速度が増加すると減少した。この結果から、結晶成長速度を大きくすることで、製品中のカリウムおよび臭化物イオンが低減すると考えられた。
発表先 財団法人塩事業センター公開講演会(講演No.1)
要旨 所望品質の製品を効率的に生産する技術の構築を目標として研究に取り組み、これまで製塩工程における計測技術や制御技術などを開発し、実用に供した。現在は、工程の効率化および最適化を図る研究として、ろ過装置やイオン交換膜の高性能化、晶析装置の高効率化および腐食防食技術に関する検討を行っている。また、所望品質の製品を生産する技術として、イオン交換膜、晶析によるカリウム、臭化物の低減技術や粒径、形状、組成などの結晶品質制御技術について検討を進めている。これら研究開発の概要および開発成果により期待される効果、さらに製塩技術開発の将来について解説した。
発表先 財団法人塩事業センター公開講演会(講演No.2)
要旨 塩の使いやすさの観点から、粒径分布、水分などの塩の物性と流動性、溶解性の関係についてモデル化を行い、せんごう塩ではモデルと実測値が良好に一致し、それぞれに影響を与える因子を明確にした。今後は他の形状の塩種にも適用可能な評価法を確立するとともに、商品シーズの提供などに活用する。
また、用途に応じた塩の提供の観点から、塩の脱水浸透作用、微生物に対する作用、高分子物質に対する作用について検討した結果を紹介した。今後もこれらの作用を中心に基礎的検討を継続するとともに、外部機関などとの連携により、実用レベルの検討も行う。 商品化技術開発を構築し商品シーズ、新規利用法、情報発信などを行うとともに、安全性に配慮した一層の品質向上、さらに製品の効率的生産技術の開発への展開について解説した。
発表先 財団法人塩事業センター公開講演会(講演No.3)
要旨 近年、食品の安全性およびミネラル摂取への関心の高まりから、消費者・販売者の塩の品質に対する注目度は高く、要求される品質項目・濃度レベルも年々範囲が広がっている。このような現状に対応すべく、塩の分析・測定技術についても、分析対象項目の拡大とともに高感度分析装置を利用した超微量分析法の開発も必要となっている。
そこで、新たに確立した超微量分析を含めた無機成分分析の現状と今後の課題について、さらに、これらの技術を利用して得られた市販食塩の品質測定結果について概説した。また、ISO/IEC 17025による品質システムにおける今後の展開についても解説した。
発表先 財団法人塩事業センター公開講演会(講演No.4)
要旨 近年、消費者の食品に対する安全性への関心が高くなってきており、塩に関してもそうした要望に的確に応えていく必要がある。食用塩の安全性を確保するためには、製品の安全性だけではなく、工程中での物質の挙動を明らかにし、それらを監視すると共に、改善を要する工程については対策を講ずることも重要であると考えた。これまで工程調査などによって、工程中での種々の物質の挙動を明らかにし、それを基に工程の安全性を評価し、製造基準策定に取り組んできた。
一方、製塩工程で対象となる物質は、海水中に存在する様々な物質、工程材料等からの溶出物質や食品添加物など多岐に亘り、それらの物質の挙動を解析するためには新たに分析技術を開発する必要があった。
そこで、イオン交換膜法製塩を例に、安全性評価の概念を述べると共に、これまでに開発した分析技術と今後開発を予定する物質について紹介し、本研究で開発した分析技術を基盤とした海水環境技術研究への展開についても述べた。
平成15年度
発表先 平成15年度繊維学会年次大会(発表No.3E02、2003)
要旨 本研究では膜構造の制御について検討するため、S/DVB/ゴム系の重合過程および重合後の構造を調べた。その結果、PS-ridh相とNBR-rich相に相分離していることを確認し、ゴムの存在が相分離を誘起していると考えられた。また、この結果をふまえ、PVC基布を用いた系について、その構造形成機構について検討した結果、基布内では通常ポリマーブレンド系では見られない20nmほどの微細構造が形成されていることを確認した。
発表先 日本海水学会第54年会(発表No.5、2003)
要旨 本研究ではNaCl溶液中で塩化物イオン錯体を形成する各種重金属における、溶存種ごとの溶存割合を算出し、陰イオン交換膜吸着性と比較検討した。また、各重金属における吸着等温線を求め、本吸着現象を利用した高濃度Cl-溶液中からの重金属除去法を提案した。
発表先 日本海水学会第54年会(発表No.17、2003)
要旨 光学式変位計を用いる粒径簡易測定装置の適用粒径範囲、測定精度について検討した。その結果、測定する粉粒体粒径に適合するスポット径を持つ変位計を選定することにより、平均粒径30〜1200μmの粒子の平均粒径を良好な精度で測定できることが分かった。
発表先 日本海水学会第54年会(発表No.13、2003)
要旨 蛍光X線分析装置は元素固有の蛍光X線を検出し、その強度および波長(エネルギー)を測定することにより元素の定量および定性が可能である。また、短時間に多元素の分析を行うことができ、試料調整等の前処理も簡便である。本報告では、検出器が異なる波長分散型(WDX)およびエネルギー分散型(EDX)蛍光X線分析装置を用いて、塩製品(湿塩、乾燥塩、高純度塩)の主要微量成分の定量の可能性について検討した。その結果、成分により試料調整法を変えることで主要微量成分の定量が可能であることが示唆された。
発表先 日本海水学会第54年会(発表No15、2003)
要旨 主に立方体形であるせんごう塩について、粒径分布、水分から流動性を推定するモデルを構築した。また、粒径分布、水分と流動性の関係を検討した結果、平均粒径、水分の流動性への寄与は大きく、標準偏差は小さいことが明らかとなった。
発表先 日本海水学会第54年会(発表No.12、2003)
要旨 X線回折分析による3形態石膏水和物混合試料の同時定量法を検討した。
混合した二水、半水、無水和物の質量比と回折線強度比には相関があり、それぞれの形態別に関係式を導いた。その関係式を用いることにより良好な精度で形態別石膏水和物の定量が可能であった。従来法である示差熱法と比較し、測定が簡易で短時間で行え、晶析条件による石膏水和物の析出・転移挙動を検討する上で有用な方法であると考える。
発表先 第32回粉体技術専門講座 ((社)日本粉体工業技術協会主催、2003)
要旨 種々の粒径分布測定法の概要、粒径分布表示法について述べるとともに、開発したオンライン粒径、水分測定システムを紹介した。本測定システムに使用するレーザ変位計は15万円程度であり、データ処理システムは5ライン分を共有できるため、システム導入費用は他の方法と比較してきわめて安価である。また、測定時間は約10秒と短時間であり、ベルトコンベア上を移動する粉粒体を絶えず測定することができるため、全体の把握ができる。本測定システムは粒径範囲400〜1200μmのオンライン測定および30〜1200μmのオフライン測定への対応実績があり、30〜400μmのオンライン測定にも適用の可能性がある。測定精度は相対誤差で5%程度と高精度であり、種々の粉粒体測定への適用が期待される。
要旨 本研究では膜構造の制御について検討するため、S/DVB/ゴム系の重合過程および重合後の構造を調べた。その結果、PS-ridh相とNBR-rich相に相分離していることを確認し、ゴムの存在が相分離を誘起していると考えられた。また、この結果をふまえ、PVC基布を用いた系について、その構造形成機構について検討した結果、基布内では通常ポリマーブレンド系では見られない20nmほどの微細構造が形成されていることを確認した。
発表先 日本海水学会第54年会(発表No.5、2003)
要旨 本研究ではNaCl溶液中で塩化物イオン錯体を形成する各種重金属における、溶存種ごとの溶存割合を算出し、陰イオン交換膜吸着性と比較検討した。また、各重金属における吸着等温線を求め、本吸着現象を利用した高濃度Cl-溶液中からの重金属除去法を提案した。
発表先 日本海水学会第54年会(発表No.17、2003)
要旨 光学式変位計を用いる粒径簡易測定装置の適用粒径範囲、測定精度について検討した。その結果、測定する粉粒体粒径に適合するスポット径を持つ変位計を選定することにより、平均粒径30〜1200μmの粒子の平均粒径を良好な精度で測定できることが分かった。
発表先 日本海水学会第54年会(発表No.13、2003)
要旨 蛍光X線分析装置は元素固有の蛍光X線を検出し、その強度および波長(エネルギー)を測定することにより元素の定量および定性が可能である。また、短時間に多元素の分析を行うことができ、試料調整等の前処理も簡便である。本報告では、検出器が異なる波長分散型(WDX)およびエネルギー分散型(EDX)蛍光X線分析装置を用いて、塩製品(湿塩、乾燥塩、高純度塩)の主要微量成分の定量の可能性について検討した。その結果、成分により試料調整法を変えることで主要微量成分の定量が可能であることが示唆された。
発表先 日本海水学会第54年会(発表No15、2003)
要旨 主に立方体形であるせんごう塩について、粒径分布、水分から流動性を推定するモデルを構築した。また、粒径分布、水分と流動性の関係を検討した結果、平均粒径、水分の流動性への寄与は大きく、標準偏差は小さいことが明らかとなった。
発表先 日本海水学会第54年会(発表No.12、2003)
要旨 X線回折分析による3形態石膏水和物混合試料の同時定量法を検討した。
混合した二水、半水、無水和物の質量比と回折線強度比には相関があり、それぞれの形態別に関係式を導いた。その関係式を用いることにより良好な精度で形態別石膏水和物の定量が可能であった。従来法である示差熱法と比較し、測定が簡易で短時間で行え、晶析条件による石膏水和物の析出・転移挙動を検討する上で有用な方法であると考える。
発表先 第32回粉体技術専門講座 ((社)日本粉体工業技術協会主催、2003)
要旨 種々の粒径分布測定法の概要、粒径分布表示法について述べるとともに、開発したオンライン粒径、水分測定システムを紹介した。本測定システムに使用するレーザ変位計は15万円程度であり、データ処理システムは5ライン分を共有できるため、システム導入費用は他の方法と比較してきわめて安価である。また、測定時間は約10秒と短時間であり、ベルトコンベア上を移動する粉粒体を絶えず測定することができるため、全体の把握ができる。本測定システムは粒径範囲400〜1200μmのオンライン測定および30〜1200μmのオフライン測定への対応実績があり、30〜400μmのオンライン測定にも適用の可能性がある。測定精度は相対誤差で5%程度と高精度であり、種々の粉粒体測定への適用が期待される。
平成14年度
発表先 粉体工学会2002年度春期研究発表会 (発表No.A-3、2002)
要旨 粉粒体の移送ラインであるベルトコンベア上において、光学式変位計により測定した粉粒体層表面の変位変動から粉粒体層の表面粗さに相当する平均変位差を算出し、これを用いて粉粒体の平均粒径を算出するとともに、一方で赤外線水分計の出力値の粒径依存性を平均変位差を用いて補正することにより、水分測定精度を向上させる方法を開発した。本報告では、製塩工程において実施した工程実験結果および構築したインライン自動測定システムの概要について述べた。
発表先 日本海水学会第53年会、発表No.1(2002)
要旨 密充填可能な不織布をろ材に用いた高速ろ過装置を検討した結果、ろ過流速60m/h(砂ろ過:7〜10m/h)の高速ろ過が可能であることを見出した。今後は、最適条件を検討するとともに、スケールアップに関する諸元を検討し、実用化を図る。
発表先 日本海水学会第53年会、発表No.16(2002)
要旨 イオン交換膜かん水の濃縮特性値を算出する場合には、これまでイオン製塩数値表が用いられてきた。この方法は特性値を表から読み取れるため簡便であるが、条件毎に区分けされ、また、補間計算が必要である。そこで本報告では濃縮特性値の演算に必要な物性値を数式化し、数値計算による濃縮特性値の算出手法を検討した。
発表先 日本海水学会第53年会、発表No.17(2002)
要旨 イオンかん水の濃縮過程における各塩類の溶解平衡を検討した。その結果、CaSO4の析出はNaClの析出後、僅かに遅れて生じること、Brは通常の濃縮過程では析出しないことがわかった。また種々の物性値が各塩類濃度を説明変数とした実験式で表すことができることを報告した。
発表先 日本海水学会第53年会、発表No26(2002)
要旨 NaCl結晶成長におけるK+、Br-イオン取り込み機構について検討した。その結果、取り込み量は結晶表面に荒れを形成する過程で多く、微結晶の付着により修復されて粒径が急激に増加する過程では少ないことがわかった。
発表先 日本海水学会第53年会、発表No.30(2002)
要旨 塩の溶解速度測定に撹拌法を適用することにより、比較的広い粒径範囲で溶解速度係数を一定値で測定することができた。これより溶解過程におけるシミュレーションを実施したが、推定値と実測値は良好に一致し、粒径分布が既知の試料の溶解過程あるいは溶解速度を推定できることがわかった。
発表先 日本海水学会第53年会、発表No.31(2002)
要旨 これまでに報告した平均粒径、水分測定、Mg2+濃度の同時測定法を卓上型赤外線7波長成分計に導入し、工程に適用可能な精度で測定できることを明らかにした。本方法は製塩工程の省力化に貢献できるものと考えられる。
発表先 日本海水学会第53年会、発表No.32(2002)
要旨 塩製品の移送ラインであるベルトコンベア上において、塩製品の平均粒径および水分をインラインで精度よく測定することを目的として、光学式変位計と赤外線水分計を用いる測定システムを開発した。本測定システムは、光学式変位計を用いて塩層表面の変位変動を測定し、表面粗さに相当する平均変位差より平均粒径を算出すると同時に、赤外線水分計出力値の粒径依存性を補正し水分を算出するものである。本報告では、実工程における試験結果およびインライン自動測定システムの概要について述べた。
発表先 日本調理科学会 平成14年度大会 (発表No.2E-a1、2002)
要旨 国内で販売されている輸入食用塩の原産国は、主に中国、イタリア及びフランスであり、製法は天日塩系(非せんごう)と岩塩系(せんごうまたは非せんごう)であった。天日塩系製品は水分の範囲が広く塩化ナトリウム純度が様々で、不溶解分(土砂成分)の多いものが見られた。岩塩系製品は、塩化ナトリウム純度の高いものが多く99.5%以上の製品も見られた。また、中国産製品には、日本で食品添加物として認められていないフェロシアン化物塩が添加された製品もあった*。国産製品では,にがり分(水分、マグネシウムなど)を多く含んでいる製品が多く、塩化ナトリウム純度が90%以下の製品が多く見られた。また、不溶解分は輸入品と同様に天日塩系製品に多いものが見られ、天日塩再結晶品とイオン交換膜により海水を濃縮して製造した塩の製品には少なかった。また、微量成分については、一部の製品からヒ素やカドミウム等の重金属が検出された。
*:フェロシアン化物は2002年8月に食品添加物として認可されました。
発表先 日本分析化学会第51年会 ポスター発表(発表No.3p87、2002)
要旨 食用塩に含まれるヘキサシアノ鉄(U)酸イオン(フェロシアン化物イオン)の定量分析は、硫酸鉄(U)溶液を加えて生成したプルシアンブルー(以降、PB)をメンブレンフィルター(ポアサイズ0.45μm,φ25mm)でろ過・分離を行い、蛍光X線によりFe強度を測定する方法またはフィルターごと溶解して吸光度を測定する方法で行うが、塩化ナトリウム存在下では水溶性PBが生成し、ろ過フィルターの水洗浄時に溶出して回収率が低下するため、十分な精度が得られないことがある。本研究では水溶性PBの生成を抑制する方法を検討した。その結果、硫酸鉄(U)溶液に塩化鉄(V)溶液を加えて反応させることにより、水溶性PBを生成することなく濃縮分離を行うことができ、蛍光X線法および吸光光度法のそれぞれの検量線はNaCl濃度に影響されず、R2は0.99以上と良好な直線関係が得られた。本法を用いることにより0.1mg/kgまで測定することが可能となった。
発表先 日本食糧新聞社セミナー「食用塩の品質特性と安全性の分析」
(講演No.2、2002)
要旨 平成9年4月の塩の一部輸入自由化(専売法の廃止)以降、輸入品も含め市販塩は多種多様化した。市場の急速な変化に対して、(財)塩事業センターでは市販食用塩の品質の実態調査を行っているが、本セミナーにおいては、調査結果の中から、輸入食用塩の品質の特徴、品質上の問題点を中心に概説した。
輸入製品には、海水を天日濃縮した塩(天日塩)、岩塩鉱から採塩した塩(岩塩)、岩塩・湖塩を溶かしたかん水を煮詰めた塩などがあり、品質はさまざまである。なかには食用として安全性が懸念されるもののほか、日本では認められていない添加物が使用されているものもあった。
(発表No.p-13、2002)
要旨 流動層型晶析装置におけるNaClの結晶成長の過程およびその表面でのBr--とK+イオンの析出挙動を検討した。NaCl結晶成長の観察結果から、結晶成長は2つの過程、すなわち粒径変化がほとんど無く、表面に荒れが形成される過程と、荒れの修復と微結晶の付着が顕著となり粒径が増大する過程が繰り返され、前者では両イオンの取り込みが増加することが明らかとなった。
発表先 第44回海水技術研修会、講演No.4
要旨 海水利用ハンドブックの改訂にあたって、主要な変更点とCD-ROM化に伴う利用法を紹介した。
要旨 粉粒体の移送ラインであるベルトコンベア上において、光学式変位計により測定した粉粒体層表面の変位変動から粉粒体層の表面粗さに相当する平均変位差を算出し、これを用いて粉粒体の平均粒径を算出するとともに、一方で赤外線水分計の出力値の粒径依存性を平均変位差を用いて補正することにより、水分測定精度を向上させる方法を開発した。本報告では、製塩工程において実施した工程実験結果および構築したインライン自動測定システムの概要について述べた。
発表先 日本海水学会第53年会、発表No.1(2002)
要旨 密充填可能な不織布をろ材に用いた高速ろ過装置を検討した結果、ろ過流速60m/h(砂ろ過:7〜10m/h)の高速ろ過が可能であることを見出した。今後は、最適条件を検討するとともに、スケールアップに関する諸元を検討し、実用化を図る。
発表先 日本海水学会第53年会、発表No.16(2002)
要旨 イオン交換膜かん水の濃縮特性値を算出する場合には、これまでイオン製塩数値表が用いられてきた。この方法は特性値を表から読み取れるため簡便であるが、条件毎に区分けされ、また、補間計算が必要である。そこで本報告では濃縮特性値の演算に必要な物性値を数式化し、数値計算による濃縮特性値の算出手法を検討した。
発表先 日本海水学会第53年会、発表No.17(2002)
要旨 イオンかん水の濃縮過程における各塩類の溶解平衡を検討した。その結果、CaSO4の析出はNaClの析出後、僅かに遅れて生じること、Brは通常の濃縮過程では析出しないことがわかった。また種々の物性値が各塩類濃度を説明変数とした実験式で表すことができることを報告した。
発表先 日本海水学会第53年会、発表No26(2002)
要旨 NaCl結晶成長におけるK+、Br-イオン取り込み機構について検討した。その結果、取り込み量は結晶表面に荒れを形成する過程で多く、微結晶の付着により修復されて粒径が急激に増加する過程では少ないことがわかった。
発表先 日本海水学会第53年会、発表No.30(2002)
要旨 塩の溶解速度測定に撹拌法を適用することにより、比較的広い粒径範囲で溶解速度係数を一定値で測定することができた。これより溶解過程におけるシミュレーションを実施したが、推定値と実測値は良好に一致し、粒径分布が既知の試料の溶解過程あるいは溶解速度を推定できることがわかった。
発表先 日本海水学会第53年会、発表No.31(2002)
要旨 これまでに報告した平均粒径、水分測定、Mg2+濃度の同時測定法を卓上型赤外線7波長成分計に導入し、工程に適用可能な精度で測定できることを明らかにした。本方法は製塩工程の省力化に貢献できるものと考えられる。
発表先 日本海水学会第53年会、発表No.32(2002)
要旨 塩製品の移送ラインであるベルトコンベア上において、塩製品の平均粒径および水分をインラインで精度よく測定することを目的として、光学式変位計と赤外線水分計を用いる測定システムを開発した。本測定システムは、光学式変位計を用いて塩層表面の変位変動を測定し、表面粗さに相当する平均変位差より平均粒径を算出すると同時に、赤外線水分計出力値の粒径依存性を補正し水分を算出するものである。本報告では、実工程における試験結果およびインライン自動測定システムの概要について述べた。
発表先 日本調理科学会 平成14年度大会 (発表No.2E-a1、2002)
要旨 国内で販売されている輸入食用塩の原産国は、主に中国、イタリア及びフランスであり、製法は天日塩系(非せんごう)と岩塩系(せんごうまたは非せんごう)であった。天日塩系製品は水分の範囲が広く塩化ナトリウム純度が様々で、不溶解分(土砂成分)の多いものが見られた。岩塩系製品は、塩化ナトリウム純度の高いものが多く99.5%以上の製品も見られた。また、中国産製品には、日本で食品添加物として認められていないフェロシアン化物塩が添加された製品もあった*。国産製品では,にがり分(水分、マグネシウムなど)を多く含んでいる製品が多く、塩化ナトリウム純度が90%以下の製品が多く見られた。また、不溶解分は輸入品と同様に天日塩系製品に多いものが見られ、天日塩再結晶品とイオン交換膜により海水を濃縮して製造した塩の製品には少なかった。また、微量成分については、一部の製品からヒ素やカドミウム等の重金属が検出された。
*:フェロシアン化物は2002年8月に食品添加物として認可されました。
発表先 日本分析化学会第51年会 ポスター発表(発表No.3p87、2002)
要旨 食用塩に含まれるヘキサシアノ鉄(U)酸イオン(フェロシアン化物イオン)の定量分析は、硫酸鉄(U)溶液を加えて生成したプルシアンブルー(以降、PB)をメンブレンフィルター(ポアサイズ0.45μm,φ25mm)でろ過・分離を行い、蛍光X線によりFe強度を測定する方法またはフィルターごと溶解して吸光度を測定する方法で行うが、塩化ナトリウム存在下では水溶性PBが生成し、ろ過フィルターの水洗浄時に溶出して回収率が低下するため、十分な精度が得られないことがある。本研究では水溶性PBの生成を抑制する方法を検討した。その結果、硫酸鉄(U)溶液に塩化鉄(V)溶液を加えて反応させることにより、水溶性PBを生成することなく濃縮分離を行うことができ、蛍光X線法および吸光光度法のそれぞれの検量線はNaCl濃度に影響されず、R2は0.99以上と良好な直線関係が得られた。本法を用いることにより0.1mg/kgまで測定することが可能となった。
発表先 日本食糧新聞社セミナー「食用塩の品質特性と安全性の分析」
(講演No.2、2002)
要旨 平成9年4月の塩の一部輸入自由化(専売法の廃止)以降、輸入品も含め市販塩は多種多様化した。市場の急速な変化に対して、(財)塩事業センターでは市販食用塩の品質の実態調査を行っているが、本セミナーにおいては、調査結果の中から、輸入食用塩の品質の特徴、品質上の問題点を中心に概説した。
輸入製品には、海水を天日濃縮した塩(天日塩)、岩塩鉱から採塩した塩(岩塩)、岩塩・湖塩を溶かしたかん水を煮詰めた塩などがあり、品質はさまざまである。なかには食用として安全性が懸念されるもののほか、日本では認められていない添加物が使用されているものもあった。
No.12
題目 Crystal growth of sodium chloride in a supersaturated solution including bromide or potassium ions
研究者 正岡 功士、長谷川 正巳
発表先 2002粉体技術における工業晶析国際シンポジウム題目 Crystal growth of sodium chloride in a supersaturated solution including bromide or potassium ions
研究者 正岡 功士、長谷川 正巳
(発表No.p-13、2002)
要旨 流動層型晶析装置におけるNaClの結晶成長の過程およびその表面でのBr--とK+イオンの析出挙動を検討した。NaCl結晶成長の観察結果から、結晶成長は2つの過程、すなわち粒径変化がほとんど無く、表面に荒れが形成される過程と、荒れの修復と微結晶の付着が顕著となり粒径が増大する過程が繰り返され、前者では両イオンの取り込みが増加することが明らかとなった。
発表先 第44回海水技術研修会、講演No.4
要旨 海水利用ハンドブックの改訂にあたって、主要な変更点とCD-ROM化に伴う利用法を紹介した。
平成13年度
発表先 日本海水学会第52年会発表No.08(2001)
要旨 2価陽イオン難透過処理陽イオン交換膜における銅イオン透過速度の挙動について検討を行った。低電流密度下における銅イオン透過速度については、前報のイオン透過速度モデル式を拡張し、その有用性を検討した。拡張透過速度モデル式の有用性の検討は以下の方法でおこなった。実験値よりパラメータαCu2+、αCuCl+を算出し、得られたパラメータを用い、拡張透過速度モデル式より得られた銅イオン透過速度の解析値と実験値を比較した。
結果、解析値は実験値とほぼ同様の値を示し、式の有用性が確認された。
次に、同式を用い高電流密度下における銅イオン速度の詳細な解析を行った。解析から、低供給液塩分濃度下ではCu2+の、また高供給液塩分濃度下ではCuCl+の透過速度が銅イオン透過速度に強く影響を与えていることが解った。
さらにCu2+イオン単位透過速度を算出し、Ca2+イオン単位透過速度との比較を行った。Cu2+イオン単位透過速度の電流密度、及び供給液塩分濃度の変化に対する傾向は、Ca2+イオンの傾向と非常に類似したものであった。
発表先 発表先 日本海水学会第52年会、発表No.13 (2001)
要旨 本報告では、まず、標記装置を製塩工程に導入して連続測定の検証を実施した。その結果、吸光度の測定、沈降脚内溶液のろ過、静置からなるシーケンス制御を構築することにより、良好に連続測定ができることを確認した。次に、本装置が工程操作の省力化、合理化に寄与することを提案した。
発表先 日本海水学会第52年、発表No.14(2001)
要旨 赤外ATR法を用いる製塩工程溶液の組成測定法について検討を行い、製塩工程に適用可能な塩類溶液組成自動測定システムを開発した。本報告では本自動測定システムの製塩工程における適用の問題点の把握、解消および測定精度の検証を行うために赤穂海水鰍ノおいて実施した蒸発缶缶内液組成自動測定の実工程試験の結果を示す。
6組の波数のうち校正溶液の吸収強度が希釈溶液の吸収強度の範囲から外れている2組の波数を除いた4組の波数の吸収強度を用いて作成した重回帰式を検量線として各組成測定を行った。いずれの成分についても精度良く測定可能であった。また、検量線の予測値と測定値の平均自乗誤差が同程度であることから、本測定方法自体の測定精度の限界に近い精度で成分濃度測定が可能であった。以上の結果から、工程適用における問題点は解消され、40時間トラブルなく、精度良い連続自動測定が実現できたことから、自動測定システムの信頼性を確保できたと考える。
発表先 日本海水学会第52年会、発表No.16(2001)
要旨 粒径および付着母液を調製した塩化ナトリウム結晶の実測した平均粒径、水分およびMg濃度と赤外線吸光度の関係からこれら3項目の測定方法について検討した。その結果、各項目の寄与率が異なる6種の測定波長と、さらに別の1種の参照波長を選定することでこれらの同時測定を精度よく行えることが明らかとなった。
発表先 日本海水学会第52年会、発表No.17 (2001)
要旨 塩製品の粒径、水分は品質管理上重要な因子であり、これらをインライン測定できるシステムの開発が望まれている。著者らは、表面を平滑にした塩層粗さが塩製品の粒径に依存することに着目し、移送ラインであるベルトコンベア上において光学式変位計により測定した塩層の変位を用いて平均粒径を測定する方法を開発した。また、水分管理に従来から用いられている赤外反射式水分計を用いて測定される水分値の粒径、比表面積依存性を光学式変位計により補正する方法についても開発し、これらの測定、補正法の工程への適用について検討するためダイヤソルト鰍ノおいて工程基礎試験を実施した。その結果、平均粒径の平均予測誤差は31μm、水分値の平均予測誤差は0.061%と実用上十分な精度が得られた。
発表先 日本海水学会第52年会、発表No.18(2001)
要旨 食塩中の低含有量のヘキサシアノ鉄(U)酸塩の分析精度を向上させることを目的に、ヘキサシアノ鉄(U)酸の鉄塩をMFによって分離し、測定する方法を検討した。蛍光X線によるFe強度による測定を試みたが、バラツキが大きく、定量的な測定は難しいと考えた。しかし、本方法は、ろ別後のフィルターを直接測定する簡便法であり、半定量的な測定法として活用できると考えた。
次に、鉄塩をメンブレンフィルターごと溶解・分散させ、吸光度の測定を行った。N,N-Dimethylformamideによってメンブレンフィルターを攪拌溶解させた後、10分間超音波による分散を行った。その溶液を25mlに定容し、吸光度の測定(720nm、5cmセル使用)を行った。その結果、検量線がR2=0.995と直線性が良く、RSD=6.7%と良好であり、本方法が適用できると判断した。以上の結果より、本法で100gの試料を処理することによって、従来法の1/10濃度である0.1mg/kgのヘキサシアノ鉄(U)酸塩の定量が可能となった。
発表先 日本海水学会第52年会、発表No.28(2001)
要旨 包装袋設計の基礎的データを収集する目的で塩化ナトリウムおよび海塩成分の臨界相対湿度とフィルム透湿度を測定し、塩の吸湿量との関係を明らかにした。
発表先 技術情報協会 (2001)
要旨 晶析プラントの操作設計を主体とした研究成果について講演を行う。主要な内容は、1)晶析装置設計線図に描かれる特殊操作線の性質とその特性から考察した必要な操作について解説。2)微結晶溶解操作、種晶添加操作を対象にした実験的な検討を行い、無次元晶析装置設計線図を提案。3)ニューラルネットワークを用いた新しい晶析装置操作設計についての提案である。
発表先 日本粉体工業技術協会平成13年度第2回晶析分科会(2001)
要旨 製塩工業晶析装置における計測技術について、当研究所で開発した結晶懸濁密度、缶内液組成および懸濁結晶粒径分布のインライン測定を紹介すると共に、現在結晶制御技術の開発で検討している動的粒径制御モデルの一端を紹介する。
要旨 2価陽イオン難透過処理陽イオン交換膜における銅イオン透過速度の挙動について検討を行った。低電流密度下における銅イオン透過速度については、前報のイオン透過速度モデル式を拡張し、その有用性を検討した。拡張透過速度モデル式の有用性の検討は以下の方法でおこなった。実験値よりパラメータαCu2+、αCuCl+を算出し、得られたパラメータを用い、拡張透過速度モデル式より得られた銅イオン透過速度の解析値と実験値を比較した。
結果、解析値は実験値とほぼ同様の値を示し、式の有用性が確認された。
次に、同式を用い高電流密度下における銅イオン速度の詳細な解析を行った。解析から、低供給液塩分濃度下ではCu2+の、また高供給液塩分濃度下ではCuCl+の透過速度が銅イオン透過速度に強く影響を与えていることが解った。
さらにCu2+イオン単位透過速度を算出し、Ca2+イオン単位透過速度との比較を行った。Cu2+イオン単位透過速度の電流密度、及び供給液塩分濃度の変化に対する傾向は、Ca2+イオンの傾向と非常に類似したものであった。
発表先 発表先 日本海水学会第52年会、発表No.13 (2001)
要旨 本報告では、まず、標記装置を製塩工程に導入して連続測定の検証を実施した。その結果、吸光度の測定、沈降脚内溶液のろ過、静置からなるシーケンス制御を構築することにより、良好に連続測定ができることを確認した。次に、本装置が工程操作の省力化、合理化に寄与することを提案した。
発表先 日本海水学会第52年、発表No.14(2001)
要旨 赤外ATR法を用いる製塩工程溶液の組成測定法について検討を行い、製塩工程に適用可能な塩類溶液組成自動測定システムを開発した。本報告では本自動測定システムの製塩工程における適用の問題点の把握、解消および測定精度の検証を行うために赤穂海水鰍ノおいて実施した蒸発缶缶内液組成自動測定の実工程試験の結果を示す。
6組の波数のうち校正溶液の吸収強度が希釈溶液の吸収強度の範囲から外れている2組の波数を除いた4組の波数の吸収強度を用いて作成した重回帰式を検量線として各組成測定を行った。いずれの成分についても精度良く測定可能であった。また、検量線の予測値と測定値の平均自乗誤差が同程度であることから、本測定方法自体の測定精度の限界に近い精度で成分濃度測定が可能であった。以上の結果から、工程適用における問題点は解消され、40時間トラブルなく、精度良い連続自動測定が実現できたことから、自動測定システムの信頼性を確保できたと考える。
発表先 日本海水学会第52年会、発表No.16(2001)
要旨 粒径および付着母液を調製した塩化ナトリウム結晶の実測した平均粒径、水分およびMg濃度と赤外線吸光度の関係からこれら3項目の測定方法について検討した。その結果、各項目の寄与率が異なる6種の測定波長と、さらに別の1種の参照波長を選定することでこれらの同時測定を精度よく行えることが明らかとなった。
発表先 日本海水学会第52年会、発表No.17 (2001)
要旨 塩製品の粒径、水分は品質管理上重要な因子であり、これらをインライン測定できるシステムの開発が望まれている。著者らは、表面を平滑にした塩層粗さが塩製品の粒径に依存することに着目し、移送ラインであるベルトコンベア上において光学式変位計により測定した塩層の変位を用いて平均粒径を測定する方法を開発した。また、水分管理に従来から用いられている赤外反射式水分計を用いて測定される水分値の粒径、比表面積依存性を光学式変位計により補正する方法についても開発し、これらの測定、補正法の工程への適用について検討するためダイヤソルト鰍ノおいて工程基礎試験を実施した。その結果、平均粒径の平均予測誤差は31μm、水分値の平均予測誤差は0.061%と実用上十分な精度が得られた。
発表先 日本海水学会第52年会、発表No.18(2001)
要旨 食塩中の低含有量のヘキサシアノ鉄(U)酸塩の分析精度を向上させることを目的に、ヘキサシアノ鉄(U)酸の鉄塩をMFによって分離し、測定する方法を検討した。蛍光X線によるFe強度による測定を試みたが、バラツキが大きく、定量的な測定は難しいと考えた。しかし、本方法は、ろ別後のフィルターを直接測定する簡便法であり、半定量的な測定法として活用できると考えた。
次に、鉄塩をメンブレンフィルターごと溶解・分散させ、吸光度の測定を行った。N,N-Dimethylformamideによってメンブレンフィルターを攪拌溶解させた後、10分間超音波による分散を行った。その溶液を25mlに定容し、吸光度の測定(720nm、5cmセル使用)を行った。その結果、検量線がR2=0.995と直線性が良く、RSD=6.7%と良好であり、本方法が適用できると判断した。以上の結果より、本法で100gの試料を処理することによって、従来法の1/10濃度である0.1mg/kgのヘキサシアノ鉄(U)酸塩の定量が可能となった。
発表先 日本海水学会第52年会、発表No.28(2001)
要旨 包装袋設計の基礎的データを収集する目的で塩化ナトリウムおよび海塩成分の臨界相対湿度とフィルム透湿度を測定し、塩の吸湿量との関係を明らかにした。
- 1)
- 塩化ナトリウムと海塩成分混合物の臨界相対湿度は0.001mol%の低濃度から塩化ナトリウム単独よりも低い値を示し、水分の影響はMg/H2O値が高くなるほど低下する傾向を示した。
- 2)
- 低密度ポリエチレンおよび2軸延伸ポリプロピレンの水蒸気透過速度は、同一温度ではフィルム内外の水蒸気圧差に比例し、厚さに反比例した。また、水蒸気透過定数の対数は(1/T)と負の直線関係を示し、Arrhenius式で表すことができた。
- 3)
- 塩を吸湿剤としたときの水蒸気透過速度は不純物がないときには一定の値を示したが、混合物では吸湿に伴うMg/H2O値の減少とともに低下した。
発表先 技術情報協会 (2001)
要旨 晶析プラントの操作設計を主体とした研究成果について講演を行う。主要な内容は、1)晶析装置設計線図に描かれる特殊操作線の性質とその特性から考察した必要な操作について解説。2)微結晶溶解操作、種晶添加操作を対象にした実験的な検討を行い、無次元晶析装置設計線図を提案。3)ニューラルネットワークを用いた新しい晶析装置操作設計についての提案である。
発表先 日本粉体工業技術協会平成13年度第2回晶析分科会(2001)
要旨 製塩工業晶析装置における計測技術について、当研究所で開発した結晶懸濁密度、缶内液組成および懸濁結晶粒径分布のインライン測定を紹介すると共に、現在結晶制御技術の開発で検討している動的粒径制御モデルの一端を紹介する。

